ピーマン焼きそば / (C)土井光/マガジンハウス
土井善晴さんを父、土井勝さんを祖父にもつフランス帰りの料理家・土井光さんが、代々引き継がれてきた“土井家の味”をビギナー向けにアレンジした、ふだん料理の入門レシピ。現代の食材や調味料を用いた、特別なテクニックを使わない“究極のふつうのごはんの作り方”は、今日すぐにでも気軽にトライすることができます。
これから自炊をはじめてみたいという人はもちろん、ふだん料理は作っているけれどシンプルな定番レシピが知りたいと思っている方にも。
ピーマン焼きそば
野菜炒めと焼いた麺だと思って作ると、どちらの火の通りもバッチリ。
【材料(1~2人分)】
ピーマン…3〜4個
にんにく…1片
生姜…10g
豚バラ肉…100g
塩…適量
胡椒…適量
サラダ油…大さじ2
茹で中華麺…1玉
ウスターソース…大さじ2
とんかつソース…大さじ2
紅生姜…お好み
青のり…お好み
【作り方】
1. ピーマンを半分に切り、軽く潰してヘタと種を取らずに細切りにする。にんにくと生姜は潰して粗いみじん切りにする。
(1)ピーマンを半分に切り、軽く潰してヘタと種を取らずに細切りにする。にんにくと生姜は潰して粗いみじん切りにする。 (2)サラダ油大さじ1を熱して、豚肉、ピーマン、にんにく、生姜を焼き、軽く塩胡椒をする。 / (C)土井光/マガジンハウス
2. サラダ油大さじ1を熱して、豚肉、ピーマン、にんにく、生姜を焼き、軽く塩胡椒をする。
3. 別のフライパンでサラダ油大さじ1を熱して麺を焼く。
(3)別のフライパンでサラダ油大さじ1を熱して麺を焼く。 / (C)土井光/マガジンハウス
4. 麺に焦げ目がついてきたらウスターソースととんかつソースを加えて、麺をほぐしながら炒める。
(4)麺に焦げ目がついてきたらウスターソースととんかつソースを加えて、麺をほぐしながら炒める。 / (C)土井光/マガジンハウス
5. 2の豚肉に焼き色がついてきたら、麺が入っているフライパンに加え一緒に炒める。
(5)2の豚肉に焼き色がついてきたら、麺が入っているフライパンに加え一緒に炒める。(6)お好みで紅生姜、青のりをちらす。【ひとこと】キャベツや玉ねぎなど具材が変わっても別々に炒めるやり方で。味付けは塩だけでも十分おいしいです。 / (C)土井光/マガジンハウス
6. お好みで紅生姜、青のりをちらす。
【著者プロフィール】
土井 光(どい・ひかる)
1991年、大阪生まれ東京育ち。フランスで三ツ星レストランや老舗菓子店に勤め、在仏7年後帰国。現在は父である土井善晴の事務所に勤務。大学や調理師学校の講師、コラム執筆、フランスと日本文化をつなぐイベントなどを行う。趣味はマラソン。
※本記事は土井光著の書籍『はじめの自炊帳』から一部抜粋・編集しました。
著=土井光/『はじめの自炊帳』