ひっこしてきたの / (C)野原広子/KADOKAWA
ひとり息子の健太を連れ、アパートの2階に引っ越してきた小出希(のぞみ)。見知らぬ土地で働くため、息子も新しい保育園へ。シングルマザーとしての新生活に、さまざまな不安を抱えていました。
引っ越ししてすぐに希が知り合ったのは、アパートの隣りにある一軒家のママ友・長谷川千夏(ちか)。子どもが保育園の同級生という関係になり、親子で交流を深めていきます。
しかしある頃から、千夏の言動に違和感を覚えるようになった希。ひとり娘の桃香へのしつけが、行き過ぎているように見えるのです。
隣に住む「理想的な家庭」に潜む闇、そして希自身が抱えていたものとは…。野原広子さんの『赤い隣人 〜小さな泣き声が聞こえる』をお送りします。
※本記事は野原広子著の書籍『赤い隣人 〜小さな泣き声が聞こえる』から一部抜粋・編集しました。
登場人物 / (C)野原広子/KADOKAWA
風の泣き声
きょうはここか / (C)野原広子/KADOKAWA
カエルがいるんだよ / (C)野原広子/KADOKAWA
ひっこしてきたの / (C)野原広子/KADOKAWA
明日から新しい保育園行くからね / (C)野原広子/KADOKAWA
いやだなあ / (C)野原広子/KADOKAWA
だれかがないてるこえがする / (C)野原広子/KADOKAWA
著=野原広子/『赤い隣人 〜小さな泣き声が聞こえる』