幼い頃の懐かしい記憶を呼び起こす / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA
仕事をがんばりすぎて、心の悲鳴を無視していた「僕」。気づいたら感情のない「おばけの姿」になっていた――。
涙が止まらず、体は動かない。そこでやっと限界を感じた「僕」は、休暇を取得。1週間、1ヶ月、半年…とゆっくりとした時間を過ごすうちに「僕」が気づいたこと。それはおいしいごはんを食べると、心がふっと軽くなるということ。
自分で作る毎日のごはんや、思い出の味、旅先の食事。おばけの姿になってしまった「僕」の心が、少しずつ回復していくまで…。
心と体がホッと温まるエピソードをお送りします。
※本記事はのもとしゅうへい著の書籍『おばけのおいしいひと休み』から一部抜粋・編集しました。
あの日のデザートの記憶
夢中でほおばった記憶 / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA
何か甘いもの作ろうか / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA
かき混ぜてとろみがついたら水で濡らした型に流し入れ / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA
家でデザート作るのも悪くないな… / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA
食卓に緑が増えたね / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA
ちゃんといちごの味がする… / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA
一人で食べるにはもったいないな / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA
…あのこれもしよかったら / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA
いちごジャムのヨーグルトゼリー
材料
・プレーンヨーグルト カップ1.5
・牛乳 カップ1
・粉ゼラチン 2袋(10g)
・水 カップ0.5
・いちごジャム カップ0.5
作り方
①水にゼラチンをふり入れてふやかし、1分30秒加熱して溶かす。
②溶けたゼラチンにジャムを加えてよく混ぜ、ヨーグルトと牛乳を加えて混ぜる。
③かき混ぜて、とろみがついたら水で濡らした型に流し入れ、1時間ほど冷蔵庫で冷やし固める。
参考文献
『電子レンジでヘルシー&ダイエット② 太らないお菓子』(徳間書店)発行1994年7月、87p『ヨーグルト・ジャムゼリー』
著=のもと しゅうへい/『おばけのおいしいひと休み』