イライラで愚痴がとまらない!そんなときは「おなかもみ」で心と体のデトックス

  • 2025年3月11日
  • レタスクラブニュース
イライラで愚痴がとまらない!そんなときは「おなかもみ」で心と体のデトックス
イライラで愚痴がとまらない!そんなときは「おなかもみ」で心と体のデトックス / metamorworks / PIXTA(ピクスタ)

日々のストレスなどで心がザワつくときは、体にも何かしらの影響が出ている可能性があります。心と体をリラックスさせるために、おなか(腸)をもんでやわらかくする「おなかもみ」がおすすめです。おなかもみの基本的なやり方と、イライラしている、愚痴がとまらない、といったときのもみ方をご紹介します。

真野わかさん
真野わかさん / 撮影/木村文平

教えてくれたのは…
▷真野わかさん
養腸家、腸もみセラピスト。女性専用サロン&スクール「マーノリブレ」主宰。これまで1万人以上の腸をもみ、腸もみと食、心の在り方で腸を整える「養腸」を提唱。雑誌やテレビなどのメディアのほか、セミナーや講演などでも活動中。https://mano-libre.com/

リラックスおなかもみのPOINT

おなかもみはとっても簡単!ポイントは下記の3つだけです。

1.心地よくもむこと
「おなかを心地よいリズムでもんであげると、気持ちの穏やかさや安定感が生まれ、消化器系も活発に動くようになります。力加減は痛すぎると体が緊張してしまうので、『心地いい』から『痛気持ちいい』と感じる程度が目安です」

2.好きなタイミングで自由にもんでいい
「食後すぐは消化活動を妨げないように避け、それ以外は好きなタイミングでOK。起床時は目覚めのスイッチになり、就寝前ならよりよい眠りを促してくれます。体が温まっている入浴中や入浴後も、リラックスしやすくおすすめ」

3.寝てても座ってもよし。ラクな姿勢で行なう
「ベッドに寝ながら、ソファーでくつろぎながら。お通じの状態がよくない場合は、トイレに座りながらでもいいですね。ラクな姿勢で無理なくできるのがおなかもみのいいところであり、毎日続けられる秘訣なんです」

※ 妊娠中、産前産後、妊娠の可能性がある場合は、おなかもみを控えてください。病気や療養中でおなかをもむことに不安がある場合は、かかりつけ医に相談してください。

おなかもみの手の使い方と姿勢

道具を使わず、いつでもどこでも手軽にできるのがおなかもみの魅力。「自分が心地よいと感じられることが大事なので、どのパターンで行なってもOKです」

手のひらを使う場合
おへそを隠すように両手のひらを重ね、おなかに置きます。「手の位置はずらさず、おなかに密着させ、手のひらのつけ根で左から右、右から左へとおなかを横から押して動かします。肩の力を抜き、息を止めず自然な呼吸で。手のひらはどちらが上でもOKです」
手のひらを使う場合
手のひらを使う場合 / 撮影/木村文平


指の腹を使う場合
「利き手を下にして両手の人さし指、中指、薬指を揃えて重ね、おなかに密着させて置きます。指は突き立てて強く押し込んだりせず、3本の指の腹全体で丁寧に刺激します」。息を吐くタイミングで押すのがポイント。
指の腹を使う場合
指の腹を使う場合 / 撮影/木村文平


座って行なう場合
基本は背もたれのあるいすやソファーに座って。「姿勢よく座るのではなく、おなかの筋肉を緩ませるように、背もたれに寄りかかってラクな姿勢で行ないましょう。背もたれがない場合などは、前かがみになると◎」
座って行なう場合
座って行なう場合 / 撮影/木村文平


寝て行なう場合
あおむけに寝転がったら、ひざを曲げて立てます。「脚が伸びているとおなかが緩みにくいので、寝て行なうときの基本はこの体勢。脇腹をもむときは、あおむけのままか、体を横にして左右交互に行なうか、お好みで」
寝て行なう場合
寝て行なう場合 / 撮影/木村文平


イライラしている、愚痴が止まらない。そんなときはココをもむ!


体への影響⇒おなかの張り、ガスがつらい
ストレスがたまると腸の中で悪玉菌が増え、つらいガスの原因に。「イライラしていたり、愚痴が多かったりして、食事中の会話で過剰に空気を飲み込むのも、ガスの原因になります。これを解消するには、大腸を中心におなかもみをして、ガスを出やすくします」

もむのはココ!
イライラしている、愚痴が止まらないときにもむのはココ!
イライラしている、愚痴が止まらないときにもむのはココ! / 撮影/木村文平

指で脇腹を挟むようにして6点をもむ
指で脇腹を挟むようにして6点をもむ / 撮影/木村文平

特にガスがひどいときは左の3点を重点的にもむと◎
特にガスがひどいときは左の3点を重点的にもむと◎ / 撮影/木村文平

指で脇腹を挟むようにして以下の6点をもむ。
1. 右骨盤の内側
2. おへそと水平
3. 右肋骨の下
4. 左肋骨の下
5. おへそと水平
6. 左骨盤の内側

特にガスがひどいときは、3、4、おへその3点を重点的にもむと◎!

* * *

おなかがやわらかくなると、血の巡りがよくなって、体が温まります。すると、心も体もリラックスしやすい状態に。おなかもみはいつでも手軽にできるので、ネットで動画を見ながら、寝る前のひとときに、ぜひ実践してみましょう!

撮影/木村文平
 
文=高梨奈々

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