「へとへとに疲れているけど、家族がご飯を待っている……（泣）」。そんな時は、さっと作って満足できる一皿ごはんで乗り切りましょう！ 今回はシャキッとみずみずしい食感がおいしい、レタス入りチャーハンをご紹介！ フライパン1つで作れる定番レシピから、レンジや炊飯器を駆使した1品まで、忙しい日に頼れる手間抜きレシピをピックアップしました。
レタスチャーハン
【材料・2人分】
ロースハム…4枚、レタス…2枚(約60g)、卵…2個、温かいご飯…どんぶり2杯分、酒…大さじ1、塩…小さじ1/2、こしょう…少々、しょうゆ…大さじ1/2、サラダ油
【作り方】
1.ロースハムは5〜6mm四方に切り、レタスは小さめの一口大に切る。卵2個は溶きほぐす。
2.フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、溶き卵を流し入れる。木べらで大きく混ぜ、半熟状になったら取り出す。
3.続けてフライパンに油大さじ1/2を足して中火にかけ、ハム、温かいご飯を入れ、木べらでご飯をほぐすように混ぜながら炒める。ご飯がパラパラしてきたらレタスを加え、酒をふって炒める。２を戻し入れ、塩、こしょう、しょうゆを順に加えて炒め合わせる。
（1人分557kcal、塩分3.4g レシピ考案／市瀬悦子 栄養計算／スタジオ食）
チャーハンを時短で仕上げるコツは、火通りのいい具材を選ぶこと。ハム、卵、レタスはどれもさっと炒めるだけでよく、味や色味のバランスもいい最高の組み合わせです。レタスを加えたら、歯ざわりが残るように手早く炒めて。味つけは、塩・こしょう・しょうゆでシンプルに仕上げましょう。
レタスチャーハンは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア2つをご紹介します。
納豆とレタスのレンジチャーハン
時間がない日はレンチンまかせのこの1品。削りがつおの香りが引き立つ和風チャーハンです。耐熱ボウルに豚ひき肉・塩・こしょう・ごま油を混ぜてレンジで加熱。取り出して削りがつおを加えたら、納豆・しょうゆ・ザーサイ・ご飯を加えて、ラップをせずに再びレンジにかけて完成。レタスは細切りにして、仕上げに混ぜて。
レタスチャーハン風炊き込みご飯
炊飯器に米・水・合わせ調味料（酒・ごま油・しょうゆ・とりガラスープ・塩・こしょう）を入れて混ぜ、ツナ缶・コーン・しょうがをのせてスイッチオン！ あとは炊飯器がおいしく仕上げてくれます。炊き上がったら、ご飯に十字に筋をつけて溶き卵を流し入れ、4～5分蒸らして。仕上げにレタスをざっと混ぜればしっとりチャーハンのできあがり！
春のレタスは苦味が比較的少なく、シャキシャキとみずみずしいのが特徴。チャーハンにするときは、この食感を生かすようにさっと火を入れる程度に留めてくださいね。
文＝齋藤久美子（栄養士）
