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「もらって本当にうれしかった出産祝い」は何?出産経験ありの女性200人に聞いてみた!

  • 2022年9月24日
  • レタスクラブニュース


産後待ったなしでスタートする赤ちゃんとの新生活。ママにとっても初めて尽くしのことばかりですよね。特に生後1年は、「お宮参り」「お食い初め」など、赤ちゃんのお祝い行事がめまぐるしく続く時期でもあります。そこで今回レタスクラブでは、赤ちゃんのお祝い事情についてフューチャー。もらって嬉しかった出産祝いから、実際に行ったお祝い行事まで、赤ちゃんお祝い事情についてレタスクラブアンケート部の皆さんに尋ねました。(2022/7/11~2022/7/19実施:回答者474人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の200人の回答を抽出)。

もらって本当に嬉しかった出産祝い

まずは出産祝いについて。家族や友人などからいただくお祝いの品々は、もちろん全てありがたいものだけど、あげる側としては何を選んでいいかいつも悩みますよね。そこで、実際に出産祝いでもらって、本当に嬉しかったものについて、ベビー向けとママ向けとそれぞれについて聞いてみました。



■出産祝いの定番「ベビー服」は普段着に軍配

出産祝いでもらって嬉しかったものは何ですか?<ベビー向け>


ベビー服(普段用)…91票(45.5%)
ベビー服(おでかけ用)…74票(37.0%)
タオル・ガーゼ類…62票(31.0%)
おもちゃ…60票(30.0%)
絵本…50票(25.0%)
ベビー用食器…50票(25.0%)
おむつケーキ…45票(22.5%)
スタイ…40票(20.0%)
シューズ…31票(15.5%)
おくるみ・ブランケット…31票(15.5%)
バスローブ…15票(7.5%)
その他…30票(15.0%)

ベビー向けの出産祝いとしては、「ベビー服」の普段用とお出かけ用が一位二位を独占。
・「すぐ汚すので今使える服が嬉しいです」
・「海外のベビー服をくれた人がいて、なかなか手に入らないので嬉しかった」
・「自分では買わないブランドの洋服は嬉しいです」
などの声が寄せられたいっぽう、「好みが合わずに困った」という意見も。また、赤ちゃんによって発育状況も異なるため、プレゼントするならサイズや好みなどをリサーチしておいたほうが無難なようです。




次いで多かったのは「タオル・ガーゼ類」。消耗品はいくらあっても助かるとのこと。中には「子どもの名前入りのタオルをくださった方がいたのですが、保育園で大活躍しました。本人もすごく気に入っていて、18歳になった今でも大事に使っています」という人も。赤ちゃんから成人するまで、大切に使ってもらえたら、あげたほうも嬉しいですよね。


また、ランキングには入っていなかったものの、出産祝いとして高評価だったのが「おむつ」と「おしり拭き」。
・「おしり拭きが一番!消耗品はいくらあっても嬉しいし助かります」
・「質の良いおむつを箱で送ってくれたら嬉しい」
・「友達がおむつのサイズと欲しいメーカーを我が家に来る前に聞いたので何かと思ったが、おむつ持参で来てくれた時は嬉しかったです」
・「自分があげる時は、おむつとおしり拭きをセットで送っています。おむつは新生児用だと既に用意していたり、貰ったりすることも多く、すぐにサイズアウトしちゃうので、Sサイズを渡しています」
映える贈り物ではないかもしれませんが、絶対に使うおむつとおしり拭きは、その実用性で喜ばれているようです。




■ママ向けギフトは実用性重視

出産祝いでもらって嬉しかったものは何ですか?<ママ向け>


現金・ギフトカード…135票(67.5%)
お菓子やお茶などの食品…81票(40.5%)
カタログギフト…37票(18.5%)
スキンケア・ヘアケア用品…37票(18.5%)
ホームウエア(パジャマなど)…25票(12.5%)
家電…20票(10.0%)
バスグッズ…17票(8.5%)
その他…6票(3.0%)

ママ向けの出産祝いで嬉しかったものは、「現金・ギフトカード」が群を抜いてトップ。次いで、「お菓子やお茶などの食品」、「カタログギフト」と、ベビー向けよりさらに実用性重視の結果となりました。
・「商品券、現金が心の余裕にもなるので嬉しい」
・「ママ向けに好きな珈琲をもらったのがリフレッシュになり本当に嬉しかった」
・「2人の出産を通しモノは結構カブると感じたので、自分が贈る時はカタログギフトにしています」
また、「母になった自分のことを考えて労ってくれるような可愛いスキンケア用品やデパコスが本当に嬉しかった」という声も。出産祝いというとやはりベビー用品が主流ですが、大仕事を終えたママへの心遣いも感じられると、それだけで嬉しくなっちゃいますよね。



■後輩ママに伝えたい!出産祝いをあげるときのアドバイス

実際ママになって初めて、出産祝いについて気づくことも多いもの。そこで、出産祝いをあげる際の注意点を自身のエピソードとともにアドバイスしてもらいました。出産を控えたプレママも、出産祝いを贈る予定のある人もぜひ参考にして!

・「下の子出産後、お祝いを持ってきてくれた友人が、上の子にもプレゼントを用意してくれていた。『下ばっかり主役になっちゃうから』と。それから私も、2人目以降の時は上の子にもプチプレゼントを用意するように心がけている。『あなたのことも忘れてないよ』という意味を込めて」
・「サプライズ感はないけれど、本当に欲しい物を聞いて準備するほうがいいと思う」
・「親戚などは現金でもいいけれど、お友達だったら、やっぱり商品で欲しいなという思いがあります」
・「ママ向けの出産祝いは嬉しいのでぜひ」
・「ほんの少しのメッセージがあるだけで、すごく心が温かくなる。子どもを産んだ時に『おめでとう』はよく言われるが、『お疲れさま』は言われないので、嬉しかった」
・「先輩ママの友達からの出産祝いに、手書きのメッセージカードが添えられていて、とても励まされました」
・「贈るものに困ったら、自分達で好きな物が買えるカタログギフトや、子ども達の物を買えるトイザらスのギフトカードなど、相手の好みが分からなくていいし、間違いないです!」
・「第2子以降は上の子のお下がりがあるので、お祝いの品がかぶらないように気を使います。おむつなやおしりふきなどの消耗品をおしゃれにプレゼントできるといいかも」
・「出産直後は疲れており、内祝いもままならないので、数カ月後の方がむしろ嬉しい」

やはり、好みや性別、兄弟の有無など、相手の状況への配慮が大事なようですね。リクエストを聞ける相手だったら聞くのが確実だし、わからないようであれば実用的な消耗品やギフト券が無難かもしれません。でも何より大切なのは、モノより気持ち。贈るときはカードでもメッセージでも、何か一言添えるだけで、受け取る側も幸せな気持ちになれるはず。



コレは外せない!赤ちゃんのお祝い行事

次は赤ちゃんのお祝い行事について。慣れない育児でへとへとの産後まもなくのうちから、次々と訪れるお祝い行事。実際はどれくらいの人が行っているのでしょう。

赤ちゃんのお祝いのうち、実際に行ったものはどれですか?


1歳の誕生日…168票(84.0%)
お宮参り…155票(77.5%)
お食い初め(百日祝い)…151票(75.5%)
初節句…126票(63.0%)
ハーフバースデー…58票(40.0%)
その他…1票(0.5%)
特にお祝いはしていない…9票(4.5%)

一番多かったのは「1歳の誕生日」で84%。やはり伝統的な行事よりも、我が子のオンリーワンの記念日のほうが思い入れも強いようです。次いで「お宮参り」、「お食い初め」もそれぞれ7割以上と、大多数の人が行っていることがわかりました。また、「ハーフバースデー」は伝統的なイベントではないものの、約3割の人が実施。赤ちゃんのお祝いとして浸透しはじめていることがうかがえます。



お祝いの記念といえは写真撮影。最近はスマホでも十分キレイな写真が撮れるけど、やはりここぞという時はプロに撮ってもらいたいですよね。そこで、写真スタジオで記念撮影をしたお祝いについて聞いてみました。

写真スタジオで記念撮影をしたのはどのお祝いでしたか?


お宮参り…80票(40.0%)
1歳の誕生日…69票(34.5%)
お食い初め(百日祝い)…46票(23.0%)
初節句…35票(17.5%)
ハーフバースデー…26票(13.0%)
その他…9票(4.5%)
撮影していない…48票(24.0%)

写真スタジオでの撮影となると、「お宮参り」が「1歳の誕生日」を抜いて1位に。お参り用の着物やベビードレスのレンタルができるなど、お得なパッケージもあるため、利用する人が多いようです。そして意外と多かったのが「ハーフバースデー」。実際お祝いした人の約半数は、写真スタジオで記念撮影をしていました。生後6か月というと、大分顔つきがはっきりして、表情も豊かになってくる頃。まだハイハイや歩き回ったりはあまりしない時期なので、写真は撮りやすいタイミングなのかもしれません。最近はハーフバースデー記念に寝相アートを撮るのも人気なようです。




こんなに大変なの!?新生児育児のへとへとエピソード

24時間育児に加えて、内祝いを手配したり、赤ちゃんのお祝い行事の準備をしたりと、息つく暇もない産後ママ達。新しいことだらけの赤ちゃんとの新生活は、大変なことも多いですよね。今回のアンケートでも、ハッピーなだけじゃない、苦労や悩みなど新生児育児に対する本音が多数寄せられました。その内容は、新生児育児真っただ中の人も、これから赤ちゃんを迎えるプレママにも、参考になりそうなエピソードばかり。そこで、その一部をご紹介します。

・「1人目はとにかく必死で 何かあると心配ですぐに病院に行っていました」
・「3時間ごとの授乳は大変だけど、今からミルクがもらえるんだというキラキラした瞳は本当に可愛くて疲れも吹き飛んだ」
・「睡眠不足が続くことがこんなにも辛いのかと本当に驚きました。睡眠不足のせいで家事がうまくできず、すぐにイライラしたりと、本当に家庭のことが全然うまくいっていなかった時期だと思います。赤ちゃんとの生活=幸せな生活と思い描きすぎると実際とのギャップがとても辛いものになることも」
・「わからないことだらけで毎日戸惑っていた気がします。悪露もなかなかおさまらず、乳腺炎も繰り返し、体調はずっと悪かったような気もしますが、喉元過ぎれば熱さを忘れるようで、正直なところもう何も覚えていません…」
・「一人目の出産の時に、『1ヶ月経つと少し楽に、3ヶ月経つともう少し楽に、半年経つと大分楽に、一年経つと驚くほど楽になるよ』と、先輩ママさんからいただいたメッセージ、振り返ると本当にその通りでした」
・「看護師をしていたが、自分の子どもになると、熱が出ただけでも不安になった」
・「産後の肥立ちがよくなく、本当に体がしんどい中の育児は地獄でした。周りに甘えて少しでも休める時に休んで産後の体調を回復させたほうがいい」
・「産後三日目くらいに、母乳を飲ん後に息子が吐き戻してしまったのですが、そのときに血を一緒に吐いたと思ってパニックに。看護師さんを呼んだら、私の乳首が切れていてその血が混ざってしまっていただけで恥ずかしかったです」
・「実家に頼らず、ほぼ一人で赤ちゃんのお世話をしていました。夫は頼れず、せいぜい買い物に行くくらい。授乳やオムツ交換、泣き止むための抱っこに追われて1日が終わっていました。新生児期の貴重な写真が全く撮れていなかったことに後で気づいてしまって後悔してます。役に立たない夫は、せめて写真だけでも撮っておけよと今でも腹が立ちます」
・「出産間近からものすごく忘れっぽくなり、出産後もしばらく続きました。買ったものを食べ忘れたり、上の子の役員会を忘れていてすっぽかしたりしました。最近、それがマミーズブレインという現象だと知り、納得しました」
・「真夜中の眠気と闘いながらのおむつがえで、おむつを取ったとたんにゆるゆるのうんちが放物線を描いて飛んでいった。自分も周りの布団もうんちまみれになり、何から手をつけて片付けたらよいのかパニックになった」
・「赤ちゃんが泣くたび、近所に迷惑とビビっていたけど、新生児の泣き方なんて今思えば小さく…。その後の2、3歳の泣き方に比べたら大丈夫だよ!と当時の自分に言ってあげたい」
・「双子だったので一人を抱っこでミルクを飲ませ、もう一人を足で哺乳瓶を固定して飲ませていた。だいたいずれてくるので、最後はすごい体制になっている」
・「夫の帰りが遅く、ほぼワンオペ育児。痛みと眠気と戦い、慣れない育児に毎日イライラしていました。今となっては全て良い思い出ですが、あの頃は産後うつ状態だったと思います」
・「母乳育児について全く勉強せずになんとかなると思ってたけど、なんとかならなかった。予備知識があるのとないのではえらい違い。初産の方には妊娠中に本などで知識を得ておくことをおすすめします」

もっとも多かったのは、やはり睡眠不足問題。眠れないから疲れも取れず、肉体的にも精神的にもへとへとになってしまうママたちが多かったようです。特に初めての育児だと、わからないことだらけで、不安に思うことも多いですよね。赤ちゃんがなかなか泣き止まなかったり、ちょっとミルクを吐き戻したりしただけでも、オロオロしちゃうけど、これらはすべて新生児育児あるある。そのことを知っておくだけでも、ちょっと気持ちがラクになるような気がします。





文=酒詰明子

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