まるごと入れた甘酢漬けが疲労回復のカギ!「豚肉とらっきょうのみそバター炒め」

  • 2022年9月19日
  • レタスクラブニュース


夏の疲れを引きずってどうにも調子が出ない...。そのけん怠感、疲れに効く食材を取り入れたごはんで払拭できるんです。

「晩夏の疲れに効くごはん」今回は「豚肉とらっきょうのみそバター炒め」のレシピをお届けします。

数ある疲れに効く食材の中でも、「香り野菜×豚肉」の組み合わせは最強のパワーアップコンビ。らっきょうの甘酸っぱさがアクセントになって、ご飯が進みますよ!

*  *  *

▶︎教えてくれたのは
佐藤秀美さん


栄養士、学術博士 (食物学) 。実践的で分かりやすい栄養指導に定評があり、雑誌、テレビなど、幅広いメディアで活躍中。『栄養「こつ」の科学』(柴田書店) など、著書多数。

まずは、「香り野菜×豚肉」が最強コンビたる理由についてご紹介しましょう。

【疲労回復の救世主!】豚肉のビタミンB1と硫化アリル類食材

豚肉に豊富なビタミンB1は、糖質を体内でエネルギーに変えるときに必須。不足すると疲れやすくなります。
そのままよりも、独特の香りを持つ硫化アリル類と結びつくことで安定し、吸収率がアップ。体内でも持続的に働けるようになります。硫化アリル類は食材を細かく切ったり、すりおろしたりするほど多く作られます。

《硫化アリル類を持つ食材》
・長ねぎ
・玉ねぎ
・にんにく
・にら
・らっきょう
など

それではさっそく「豚肉とらっきょうのみそバター炒め」を作ってみましょう!


豚肉とらっきょうのみそバター炒め

甘酸っぱいらっきょうとみそバターの組み合わせが絶品!
[ 材料・2人分 ]*1人分364kcal/塩分2.4g
・豚肩ロース薄切り肉 ...200g
・らっきょうの甘酢漬け ...実80g 、汁大さじ2
・さやいんげん ...100g
・みそ
・バター

[ 作り方 ]
1. いんげんと豚肉は長さを半分に切る。みそ大さじ1にらっきょうの甘酢漬けの汁を加え、溶いておく。
2. フライパンにバター10gを中火で溶かし、豚肉を広げて入れ、上下を返しながら約3分焼く。こうばしく焼き色がついたら、いんげん、らっきょうを加え、約1分炒める。全体になじんだら、1のみそを加えてからめ、汁けがなくなり、みそが焼けるこうばしい香りがするまで炒める。

〈ポイント〉
らっきょうはまるごと入れてフレッシュな味わいに。漬け汁も使うと、硫化アリル類がさらにアップ。



*  *  *

こってり濃厚なみそバター風味に、甘酸っぱいらっきょうがマッチ。甘酢漬けをまるごと使うので、皮をむいたり切ったりする手間もいらず、使い勝手も◎ですよ。ぜひ取り入れてみてくださいね!

監修/佐藤秀美 調理/近藤幸子 撮影/澤木央子 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 
 
【レタスクラブ編集部】




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