賞味期限が短く、飲み切れないことがある牛乳や豆乳。悪くなってしまう前に、おいしく使い切りたいものですね。
そこでおすすめなのが、牛乳と豆乳を混ぜるワザ。ここでは「乳液体」とよびます。
牛乳と豆乳の割合はおまかせでOK! 冷蔵庫に残っているぶんを自由に混ぜて、一緒に調理してみましょう。
「食材を余さず使い切る」今回は、この「乳液体」を使ったアレンジレシピです。クリーミーなスープやホワイトソースに大活躍ですよ!
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▶︎教えてくれたのは
髙山かづえさん
料理研究家、ワインソムリエ。雑誌や書籍、広告などで活躍中。誰にでも作りやすく、日々の食事に取り入れやすい、センスが光るレシピが人気。
マカロニや野菜入りのまろやかスープに
スープにするときは、乳液体1:水1の割合が目安。
水1カップで早ゆでのマカロニ、ハンパ野菜各適量をやわらかくなるまで煮て、乳液体1カップを加えて温め、塩小さじ1/4〜1/3で調味します。(2人分)
【スープ】乳液体1:水1
グラタンにおすすめのホワイトソースに
乳液体をホワイトソースにしておくと、ほかのハンパ食材にかけてグラタンにすることができ、便利です。
鍋にバターを弱火で溶かし、小麦粉を加えてよく混ぜ、乳液体を少しずつ加えながら、そのつど、なめらかになるまで混ぜるだけ。
きのこやベーコン、ハンパ野菜などにかけてトースターでこんがり焼けば、クリームグラタンに。
【ホワイトソース】乳液体1カップ+小麦粉大さじ1+バター10g
*2~3倍量にして作ってもOK
■小分けにして約3週間冷凍保存OK
ホワイトソースは1カップ分ずつラップで薄く平らに包み、さらに冷凍用保存袋に入れて。使うときは、ラップをはずし、小鍋に入れて弱火にかけ、溶けたらよく混ぜてさっと煮ると再びなめらかになります。
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ちなみに、「乳液体」には生クリームやプレーンヨーグルトを入れてもOKです。その場合は、乳液体1カップに対して、大さじ1程度を目安にするといいでしょう。
子どもも大好きなクリーミーな料理への活用術、おすすめです!
調理・監修/髙山かづえ 撮影/木村 拓 スタイリング/佐々木カナコ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt
【レタスクラブ編集部】