毎日お弁当作りに励んでいるみなさま、本当におつかれさまです。連日作っていると、出てくるのがおかずのマンネリ化問題。とはいえ仕事に家事にと忙しい中で毎回メニューを変えるのは大変ですよね。そこで、おすすめしたいのが卵焼きアレンジ。いつもの卵焼きに明太子やたくあん、チーズなどの具材を入れるだけでも少しは脱マンネリになりそう。家族も「今日の具材はなんだろう?」とふたを開けるのが楽しみになるかもしれません♪
チーズちくわのロール卵焼き
【材料・2人分】
ちくわ…1本、卵液(卵…3個、砂糖…大さじ1、塩…小さじ1/4弱、プロセスチーズ…10g<7〜8mm四方、10cm長さの棒状のもの>)、小麦粉、サラダ油
【作り方】
1.卵液の卵はボウルに溶きほぐし、残りの材料を加えて混ぜる。ちくわの穴にチーズを詰め、小麦粉を表面に薄くまぶす。
2.卵焼き器に油少々を熱し、ペーパータオルで薄く広げる。卵液の1/4量を流し入れて全体に広げ、表面が半熟状になったら向こう1cmをあけてちくわを横長にのせ、手前に向かって巻く。
3.卵焼きを向こう側に寄せ、あいたところに油少々を同様に薄く広げ、卵液の残り量を流し入れ、全体に広げる(卵焼きの下にも広げる)。表面が半熟状になったら手前に向かって巻く。同様にして、あと2回巻く。
4.取り出してペーパータオルで包み、形を丸く整える。長さを6等分に切る。
(1人分199kcal、塩分1.4g 調理/市瀬悦子 栄養計算/スタジオ食)
※お弁当を作る時は、おかずをよくさましてからふたをして、保冷剤をつけるなど保管方法にも注意しましょう。これからの季節はお弁当がいたみやすいので、保冷剤をつける、保管場所を考えるなど工夫を。ごはんとおかずはきちんとさましてからふたをするようにしましょう。
チーズ入りのちくわを卵でくるくる巻くと、まん丸の卵焼きに! 子どものお弁当なら、目玉に見立てて詰めてもかわいいかもしれません。卵とちくわが離れてしまわないように、ちくわに薄く小麦粉をまぶしてから巻きましょう。
卵焼きは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
桜えびの卵焼き
桜えびとみじん切りにした長ねぎを混ぜ込めば、旨みたっぷり! ピンクとグリーンの色合いもきれいです。
明太子の卵焼き
明太子はアレンジ卵焼きの中でも人気の具材。卵液に混ぜるよりも、卵の上に明太子を広げて巻いていくほうが、プチプチ食感や旨みがより楽しめます。
たくあんとごまの卵焼き
ポリポリとした歯ごたえがくせになる一品。たくあんが塩辛いので、味つけは薄めに。黒ごまの豊かな風味もよく合います。
ピザ風卵焼き
フライパンに卵液の半量を流し、スライスチーズ、ピザソース(市販品)を広げてくるくる巻いて。これを2回繰り返せばできあがり。
今回ご紹介した卵焼き以外にも、卵焼きと相性のいい食材はいろいろ。好みの具材を使って、アレンジを楽しんでみて!
※お弁当を作る時は、おかずをよくさましてからふたをして、保冷剤をつけるなど保管方法にも注意しましょう。これからの季節はお弁当がいたみやすいので、保冷剤をつける、保管場所を考えるなど工夫を。ごはんとおかずはきちんとさましてからふたをするようにしましょう。
文=齋藤久美子(栄養士)