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旅行にテーマパーク…コロナ禍が明けたらこんなことしたい!子育て主婦353人のリアルな想い

  • 2021年11月13日
  • レタスクラブニュース
世の中がコロナ禍に見舞われてから約2年弱。旅行、買い物、飲食をはじめ、様々な制限を余儀なくされる生活へと一変した私たち。友達とちょっとお茶することも、子どもの友達を気軽に家に呼ぶことも、日常当たり前のようにしてきたことがはばかられる世の中になるなんて、想像もしていませんでしたよね。そんな自粛生活が続く中、最近は感染者数も大分落ち着き、街にも少しずつ活気が戻ってきました。もちろん、まだまだ終息とまではいきませんが、少しずつ明るい兆しが見え始めてきているといえそうです。そこでレタスクラブでは、子育て主婦はコロナ禍が明けたら何をしたいのかをレタスクラブアンケート部の皆さんに尋ねました。(2021/10/13~2021/10/17実施:回答者1542人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の子育て主婦353人の回答を抽出)。


■【「行きたい!」「まだ不安…」旅行に行きたい気持ちはどのくらいある?】

移動制限もあり、あきらめざるをえなかったのが旅行。「コロナ禍が明けたら旅行したい!」という人も多いのではないでしょうか?そこでまずは、子育て主婦たちの「遠出したい」気持ちについて、国内旅行、海外旅行それぞれについて聞いてみました。




国内旅行にどのくらい行きたいと思いますか?

とても行きたい…233票(66.0%)
まあまあ行きたい…93票(26.3%)
どちらでもない…12票(3.4%)
行かなくてもいい…15票(4.2%)

「とても行きたい」「まあまあ行きたい」を合わせると92.3%と、ほとんどの人が国内旅行へ行きたいという意識を持っていることがわかります。

具体的に行きたい場所としては、「1位…北海道(58票)」と「2位…沖縄(39票)」が人気を2分。北海道の理由としては、
・「おいしい海産物を食べたい」
・「釧路湿原でトロッコに乗ったりマウンテンバイクやカヌーでのんびり大自然を満喫したい」
・「星野リゾートトマムでのんびりステイ。雲海を子どもに見せてあげたい」
沖縄の理由としては、
・「リゾートでゆったりしつつ、娘と海で泳ぎたい」
・「マリンスポーツを楽しみたい」
・「美ら海水族館で息子にジンベイザメを見せたい」
などが挙がりました。雄大な自然に囲まれ、子どもが楽しめるスポットも多いという共通点を持つ北海道と沖縄。おこもり生活が続く中、大自然にゆったりと身を任せ、子どもにも開放的な気分を味わわせてあげたいという願望がうかがえます。

また、・「娘の小学校卒業の記念に沖縄へ行く予定を、コロナ騒動の初期で泣く泣くあきらめました。あれから2年経ち、娘も中2に。中3の卒業記念で、リベンジしたい!」 との声も。長い間待ちに待った卒業記念旅行は、きっと感慨もひとしおに違いありません。



大半の人が前向きな回答を寄せた国内旅行。では、海外旅行についてはどう思っているのでしょう?


海外旅行にどのくらい行きたいと思いますか?

とても行きたい…84票(23.8%)
まあまあ行きたい…79票(22.4%)
どちらでもない…47票(13.3%)
行かなくてもいい…143票(40.5%)

「とても行きたい」「まあまあ行きたい」を合わせると46.2%と半数以下。国内旅行に比べると、かなり低い数値です。感染状況や感染対策が日本とは異なる国へ行くことについては、まだまだハードルが高いことがうかがえます。

具体的に行きたい場所については、「1位…ハワイ(56票)」が、「2位…台湾(14票)」、「3位…韓国(13票)」を押さえて断トツのトップ。その理由としては、
・「きれいな海を子どもに見せてあげたい」
・「ただただのんびりしたい。時間を忘れてボーっと過ごしたい」
・「子どもと海やプールを楽しみたい」
など、国内旅行と同じく、のんびりリゾートを満喫したいという意見が多数。また、
・「結婚式を挙げた場所に行きたい」
・「毎年恒例の家族旅行なのでとにかく行きたい」
など、以前訪れて印象のよかったことを再び経験したいという気持ちが読み取れる回答も見られました。

■【実家や義実家へ帰省したら何をしたい?】


旅行だけでなく帰省も自粛せざるをえなかったコロナ禍。実家や義実家への帰省について、子育て主婦たちは今どんな気持ちを抱いているのでしょう。まずは、実家や義実家へ帰省したいかを尋ねたところ、「行きたい」と答えた人は、実家で66.3%、義実家は35.1%という結果に。義実家については、その関係性もあって「行きたい!」という気持ちがそこまで高くはないようで、「夫と子どもだけ行けばいい」という意見もみられました。

次に、帰省したら何をしたいかについても聞いてみました。最も多かった答えは、実家も義実家も共通で「孫の顔を見せたい」ということ。やはり、コロナ禍で会えない間に子どもが成長したところを見て欲しいという想いが強いようです。
そのほか
・「2年近く帰省できず親兄弟に会えていないので顔が見たい」
・「生まれてから一度も会えていない甥っ子を抱っこしたい」
・「地元の友人に会いたい」
など、コロナ禍で会えなかった人に会ったり、
・「ゆっくりとみんなで食事をしながら語りたい!」
・「母親の手料理が食べたい」
・「仏壇に手を合わせたい」
・「他愛のないおしゃべり」
など、特別な何かをするというよりは、普通にみんなで食卓を囲んだり、おしゃべりしながらのんびり過ごすというコロナ以前の日常に戻りたいという気持ちが見受けられました。

■【参加したいイベントや行きたいレジャースポットは?】

コロナ禍では人が密集することを避けるため、多くのイベントが中止、もしくは規模が縮小されました。映画館や水族館、テーマパークなども入場制限が設けられ、近場でも気軽に遊びに行けないことも多かったかと思います。感染者の低減に伴い、イベントの参加人数に関する規制も緩和されつつある今、子育て主婦たちは、どこでどんなことをしたいと思っているのでしょう。

約7割の人が「行きたい」と回答したのがテーマパーク。中でも、突出して高い人気を集めていたTDR(東京ディズニーリゾート(R))とUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)について、その理由も聞いてみました。

【TDRでしたいこと】
・「子どものディズニーデビュー!たくさん写真を撮って、キャラクターと触れ合いたい!」
・「美女と野獣のエリアに行ってみたい」
・「子どもたちと思いっきり楽しみたい!絶叫コースターに乗りたい」
・「たまには非現実を味わいたい」
・「子どもが修学旅行で行くはずが行けなかったので」

【USJでしたいこと】
・「スーパーマリオのアトラクションを初体験したい」
・「子どもと鬼滅の刃のアトラクションに乗りたい」
・「まだ行ったことないから、とりあえず行きたい」

大人も童心にかえれるTDRとUSJ。子どもと一緒に楽しめるところが人気の理由のようです。




また、映画館、美術館、博物館、水族館などの身近なスポットについては、75.9%と大多数の人が「行きたい」気持ちを持っていることもわかりました。中でも映画館と水族館の人気が高く、
・「子どもと隣合わせで座って、ポップコーンを食べながら映画を観たい」
・「娘に魚の図鑑ではなく、水族館で実物を体感させてあげたい」
など、やはり子どもと一緒に楽しみたい子育て主婦の気持ちが垣間見られる結果となりました。

■【友人との外食には行きたい反面、飲み会やカラオケには消極的】

コロナ禍では、外食も制限を余儀なくされました。近所の友達とでさえも、気軽にランチも楽しめない状況が続いていましたが、11月に入り飲食店の営業時間の短縮や酒類提供の制限も全面解除。家族で久々に外食をしたという人も少なくないのではないでしょうか?でも家族以外の人との外食となると、まだ慎重という人も多いようです。そこで、コロナ禍が明けた際の、友人との外食について尋ねてみました。




友人との外食にどのくらい行きたいと思いますか?

とても行きたい…176票(49.9%)
まあまあ行きたい…92票(26.1%)
どちらでもない…38票(10.8%)
行かなくてもいい…47票(13.3%)

「とても行きたい」「まあまあ行きたい」を合わせると76.0%と、大多数の人が友人と外食に行くことを望んでいます。
・「おしゃれなランチを食べながら、積もり積もった話をしたい」
・「カジュアルフレンチで、季節の美味しい魚料理が食べたい。自分では作れない料理を食べたい」
・「アフタヌーンティーで、甘いものを食べながら優雅にお茶したい」
・「近所のファミレスで安いものを食べていっぱいおしゃべりしたい」
など、家では食べられないものを味わえるという外食の醍醐味はもちろん、友人とのおしゃべりを楽しみたいという意見も多くみられました。

ただ友人との「飲み会」となると、「行きたい」が49.2%と半数に満たず、「カラオケ」については23.5%しか「行きたい」と回答した人がいませんでした。大人数での飲酒の席や、密閉空間で大きな声で歌うカラオケなどには、まだリスクを感じている人も多いようです。

■【コロナ禍が明けたら子どもにしてあげたいこと】

幼稚園や学校行事の中止に黙食での給食、大学生などは授業のほとんどがオンラインになるなど、コロナ禍では子どもたちもさまざまな我慢を強いられてきました。そこで最後は、「コロナ禍が明けたら子どもにしてあげたいこと」について聞いてみました。

・「おじいちゃんおばあちゃんに会わせてあげたい」
・「お友達に遠慮せずに思いっきり遊ばせてあげたい」
・「外出していろいろ経験させてやりたい」
・「花火大会や夜店など季節の行事に連れて行ってあげたい」
・「遊園地へ2年くらい行っていないので連れて行ってあげたいです」
・「旅行に連れて行ってあげたい。受験終わるまでと3年間遊ぶのを我慢させていたのに、受験終了直後にコロナが出て、旅行に行けていないので」
・「電車好きなので乗り継いで好きな場所へ連れていきたい」
・「いろんなところへ出かけていろんな人に会わせたい」
・「1人暮らしの息子は、コロナの感染開始から一度も帰ってきていないので、いつでも帰っておいでと声をかけてたあげたい」
・「マスクなしでお出かけ。マスクしてない写真をいっぱい撮ってあげたい」

長期に渡るおこもり生活を強いられる中、やはり旅行や本人が行きたがっている場所へ連れて行ってあげたいという声が多く寄せられました。また、友達と普通に遊ぶことや、マスクやアルコール消毒をしない生活など、コロナ以前の日常を取り戻してあげたいと願う声も多々。いつでも会いたい人に会えること、友達と大声で笑い合えること、当たり前に思っていた日々が、本当はとてもかけがえのないものだと気づかされたのも、コロナ禍を経験したからこそ。晴れてコロナ禍が明けた際には、コロナ以前よりももっと当たり前の日常を大切に過ごせるようになるのかもしれません。



文=酒詰明子

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