長引くステイホーム中、毎日3食のごはん作りはしんどいですよね。
家計にもやさしく、ハッピーな思い出にもなるごはんの頼み方をご紹介します！
■「へとへとなごはん作りのごほうびに賢く取り入れて」
教えてくれたのは▷丸山晴美さん
節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー。
主婦の立場から、身近な節約術やお金の管理運用について、多くのメディアで提案している。
「フードデリバリーやテイクアウトのサービスは、ここ1年でラインナップが増え、エリアもぐんぐん拡大中。各社のクーポンやキャンペーンもものすごい勢いで充実しています。
今まで以上に便利でお得な時代になっているので、積極的に利用しないともったいないです！」と丸山さん。
「割高」や「手抜き」というネガティブなイメージは、もうひと昔前のこと。
ことしのゴールデンウイークは、ゆるゆると肩の力を抜いて、時にはパーティー感覚で、おうちにいながら、外食を楽しみましょう。
※掲載している情報は2021年4月5日現在のものです。
ご利用する際は最新情報を確認するようにしてください。
そもそもデリバリーやテイクアウトにはうれしいメリットがいっぱい！
■お得メリット１▷消費税が８％で、席料、お通し、サービス料を省ける！
イートインは消費税が10%ですが、デリバリーやテイクアウトは8%。
同じクオリティの料理が2%もお得。
サービス全般の料金がかからないので、配送料を無料にできれば、デリバリーのほうがイートインよりもお得。
■お得メリット２▷飲み物のお代わり、ライスやデザートなどサブメニューを頼まなくてすむ
「あともう1杯！」とお代わりを頼んだり、「デザートもおいしそう」と追加注文をしたり。
外食は結果的に意外に高くつく場合も。
デリバリーは最初にまとめてオーダーをするので、予想外の出費を防げます。
■お得メリット３▷頼むときに総額を調整できるから、予算を守りやすい
外食は最後に合計金額が分かりますが、デリバリーはその逆。
合計金額が表示されてから正式に注文をするので、予算をオーバーしたら1品やめてみるなど、もう一度内容を検討できるので、予算内に収められます。
お金と時間をもっと得する６つのテク！
デリバリーやテイクアウトでお金と時間を賢く節約できる方法がいろいろ。
上手に取り入れてみませんか？
■１▷デリバリーサービスのLINEアカウントを友だち登録してお得情報をゲット
デリバリーサービスのアプリを利用するだけでなく、LINEの友だち登録を。
期間限定キャンペーンなど、お得な情報が自動的に入ってくるので、割引時期を逃さず活用できます。
■２▷頼んだ回数に応じてお得度がどんどん増すシステムも上手に活用して
一定期間の注文回数に応じて会員ランクが上がっていくサービス会社があります。
ランクに応じて割引率や特典が増えるので、「頼むならココ！」と決めるのも賢い手段です。
5段階のランクで特典あり！＞＞「出前館」
公式サイトやアプリでの注文回数によって、5段階のランクが決まり、ランクに応じた金額の割引クーポンがもらえる会員限定プログラムあり。特典も多数。
■３▷いつもためているポイントがたまるデリバリー会社でオーダーする
ポイントをためたり、支払いに使ったり、ふだんよく利用しているポイントを有効活用できるサービスを通じて注文するのも一案。
デリバリーしながら、同時にポイ活で節約！
利用可能店が増加中＞＞「楽天デリバリー」
全国1万2000店舗以上のラインナップ。
初めての注文で楽天ポイントを100ポイントもらえる（要エントリー、予告なく終了する場合あり）など、不定期のポイント獲得キャンペーンが見逃せない。
■４▷デリバリーよりもテイクアウトのほうが割引になるケースも！
テイクアウトのほうが割安になるお店もあるので、注文前に確認を。
忙しい日はデリバリー、時間がある日はテイクアウトと、気持ちや時間の余裕によって、バランスよく使い分けて。
■５▷時間指定で早めに頼んでおくと、待ち時間なし！
週末や連休中は注文が混み合いやすいもの。頼むときはなるべく余裕を持って時間指定のオーダーを。
外出先で頼み、帰宅後すぐに食事ができるなど、時間を有効に使えます。
■６▷初回限定クーポンを積極的に使って、使いやすさも体験！
次々と新規フードデリバリーサービスが誕生する今、各社初回クー
ポンがかなりお得です。使い勝手の比較を兼ねたお試し注文で、さ
まざまなクーポンをお得に使い倒して。
昨年秋に日本上陸！＞＞「foodpanda(フードパンダ)」
世界的に人気の高いフードデリバリーサービス。
全国16都市で利用可能。
スピーディさと丁寧さが売りで、新規会員限定のさまざまな割引キャンペーンを実施中！
悩むより、発想の転換を！デリバリーを楽しむためのQ&A
■デリバリーへのためらいは、きょうでさよなら！
おうちごはんを飽きずにおいしくまわすため、今後よりいっそうフードデリバリーが不可欠な時代に。
今のうちに気になる疑問や不安を解決！
■Q「頼んだ揚げ物がべちゃっとしていたのがトラウマで、気が進まなくて」
A→「オーダー時の備考欄にリクエストを書いて、満足度を高めて！」
注文時に備考欄などを探し、「揚げたて希望」や苦手な食材など、リクエストを伝えておくと対応してくれる場合も。
すべて希望どおりにはいかないですが、「ダメでもいいわ」と軽い気持ちで伝えてみては？
■Q「デリバリーってやっぱり割高な気がして頼みにくいんです」
A→「むしろ今こそ、子連れでは入りにくいお店の料理を割安でお試しを！」
「小学生以下お断わり」のフレンチやすし店など、入りにくいお店の味が、おうちで楽しめる時代。
席料やサービス料、お酒代が浮くので、むしろお得に楽しめるチャンスです。
憧れの味を、割安に楽しんでみては？
■Q「どうせなら地元でがんばっている飲食店を応援したいけれど…」
A→「地域に密着したお店との連携が得意なデリバリーサービスを活用して」
フードデリバリー業界のなかで、大手の「Uber Eats」など、地域に根づいた個人店との連携が得意なフードデリバリーサービスをチェック。
近所のお気に入りや常連のお店のメニューを気軽にデリバリーしてもらって、外食しにくい時期でもいつもの味を楽しんで！
地元のお気に入りの味を自宅で！＞＞「Uber Eats」
全国35都道府県とエリアが広く、地元のラーメン店やカフェなど、個人経営のお店も幅広く網羅。
「お友達紹介」をするとさらにお得に活用できます。
■Q「食事を作らず頼むのは罪悪感が残ります」
A→「『何となく』ではなく『イベント』感覚でメリハリをつけて頼みましょう」
子どもの誕生日に好きなメニューを選んでもらったり、お留守番中の子どもたちに出先から注文をして、サプライズで届けたり。
楽しいイベントの一つとしてごはんを頼むことで、それ自体が楽しい思い出の1ページになるかもしれません。
LINEレタス隊のマイベストヒット！デリバリー&テイクアウト
■LINEレタス隊はエンジョイしています！
LINEレタス隊とは…
レタスクラブ編集部とLINEでつながっている読者組織。
リアルなコメントや写真のやり取りの中から、新たな企画が生まれることも！
■「デリバリーになじみのない父も本格串カツでご満悦」
父は串カツが大好きなのですが、なかなか外食ができず、高齢でデリバリーの注文も得意ではなく……。
そこで久々の帰省時に串カツをデリバリー。
「みんなでお店に来たみたいだな」とうれしそうな父。
思いがけず、親孝行ができたかも？
（石井智子さん）
■「子どもがいても、ぜいたくなフレンチが味わえる幸福感」
子連れでは食べに行けないフレンチレストランがコロナを機に始めたテイクアウトを時々利用します。
真空パックの状態で持ち帰って、湯煎で温めてお皿に出すだけで、おいしいフレンチが食べられて満足しています！
（津丸 彩さん）
■「月１の映画ナイトはピザのデリバリーで決まり」
わが家では「月1映画ナイト」を実施しています。
デリバリーピザを食べながら、夫婦が子ども時代に好きだった映画を、子どもと一緒に見ます。
「来月は何を見る？」とお楽しみのイベントに。
（竹前雅代さん）
■「家族みんなで手軽に手巻きずしパーティー」
回転ずしチェーン店の手巻きずしセットは、2000円ちょっと。
お皿に移し替えるだけで豪華なごちそうに。手軽に手巻きずしパーティーが楽しめておすすめです。
（山本陽子さん）
＜レタスクラブ21年5月号より＞
イラスト／まつむらあきひろ 編集協力／田中理恵
