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浜島直子さんにきいてみた!「いつも私がご機嫌でいられる」とっておきの秘訣【自分の機嫌は自分でとる・前編】

  • 2021年4月14日
  • レタスクラブニュース


イライラ、クヨクヨを引きずって、気づけば一日中不機嫌顔…なんて経験、ありませんか?

誰もが自分のことで精一杯なこの時代、他人に気分を上げてもらおうなんて考えは捨て、自分の機嫌アップはセルフサービスで!

上手に自分のメンタルとおつきあいしている人を取材してきました。
気持ちがピンチな時の気分転換方法も!



教えてくれたのは▷浜島直子さん
1976年生まれ。北海道出身。6歳の男の子の母。
「はまじ」の愛称で親しまれるモデル。
母になってもセンスのよいライフスタイルが支持され、女性誌、テレビ、ラジオなどで幅広く活躍中。
日常を包み隠さず切り取ったインスタグラム(@hamaji_0912)も公開。
初の随筆集『蝶の粉』(ミルブックス)も話題。




「期待の押しつけ」をやめたら心が楽になりました

笑顔のすてきな浜島さんが、毎日をご機嫌に過ごすためにしていることとは…?
心の持ち方やイライラしたときの対策など、そこには今すぐ実践できるヒントがいっぱい!


「子どもが小さい頃は、毎日イライラしていたんですよ!」と笑う浜島直子さん。

しかし、ある選択をしたことで心が楽になったといいます。

「ある日、ふと思ったんです。
『これって怒らなくてもいいことなんじゃない?』って。

たぶん、疲れ果てていたんでしょうね、イライラすることに(笑)。

怒っても怒らなくても毎日は進んでいく。だったら怒らないことを選択してみようと思ったんです」


〝怒らない〞ために、浜島さんが手放したのは「相手への期待」。

「誰かに対して怒ったり、落胆するのは、何かを求めているから。

相手に期待を押しつけることをやめたら、心が楽になりました。

それでもイライラしたときは、ちゃんと原因を考えます。
考えることは自分を大切にすることだと思うんです。

原因が分からないままだと、嫌な気持ちを引きずってしまいますから。
原因が分かったら後は誰かに話すだけ。

笑い話にすれば、気分すっきりです!」

私の心の余裕をつくる3つのキーワード



■1▷「負けられる人になる」
「〝負けられる〟というのは、相手より優位に立とうとしない、ということ。

自分を大きく見せようとしなければ相手に嫉妬することもないので、心が疲れない。
自分にも相手にもイライラしなくなるんです」

■2▷何でも「保険をつくる」
「食べ物など、子どもによかれと思って与えたものを拒まれても、『ま、いっか』と思うように。

そして、そんな時でも心に余裕が持てるよう、子どもが絶対に食べる超簡単料理レシピをいくつかストックしています」

■3▷「ネタ化&アウトプット」
「嫌なことは全部おもしろネタ!というのが私の持論(笑)。

何事も見方を変えれば笑い話になるので、それを誰かに話して大笑いしちゃうんです。
楽しい印象が残れば、嫌な気持ちになりません」


浜島さんの相手別「不機嫌対策こうしてます」

■For 子ども


「怒っても怒らなくても物事は進む。ならば発想の転換をしてみる」

「人に迷惑をかけたり、命に関わることはもちろん怒りますが、例えば部屋を散らかしたり、夕飯を残したとしても死にはしません!

そういったことに関しては、見方を変えておもしろネタに変換。

『この散らかし方、芸術的!』なんていって、笑い飛ばしちゃいます!」

■For 夫


「いいところに目を向ける&『ありがとう』の声かけで記憶を上書き」

「夫のダメなところに目を向けてしまうとイライラが募るばかりなので(笑)、意識的にいいところに目を向けて、『ありがとう』というようにしています。

そうすると夫への不満ではなく、感謝の気持ちが脳にインプットされるので、イライラカリカリしなくなる気が」

■For ママ友


「マウンティングは不要!ママ友コミュニティには〝負け腰〟で飛び込む」

「ママ友の前では、『私、こんなにダメなんです……!』という部分を素直に出しています。
自分をよく見せようとしても結局ボロが出て、疲れてしまうので。

これは仕事の場でも同じこと。
人間関係においては、いつも〝負けられる人〟でありたいと思っています」


突然ピンチ、キタ!そんなときはどうしてる?

■犬の散歩
「ワーッ!と気持ちが爆発しそうなときは、犬の散歩で深呼吸。
リズミカルに歩き、外の新鮮な空気を吸っているうちに気持ちが静まり、自分のことを客観的に見られるようになるんです。
1人の時間が欲しいときも、犬の散歩は◎」



■ひたすら玉ねぎを刻む
「心を落ち着かせるために、無心で玉ねぎを刻み、あめ色になるまで炒め続けることも。

途中で家族に話しかけられたら、鬼のような声で返事をして〝怒ってますアピール〟を(笑)。

そんな自分がおかしくて、笑って終了するのがオチ!」


<レタスクラブ’21年2月号より>

撮影/布川航太 イラスト/たけのこスカーフ 取材・文/恩田貴子

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