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気になる家族の健康管理。この時期なんと約9割近くが怠りがちな水分補給に注意

  • 2021年3月5日
  • レタスクラブニュース


ようやく春が近づいてきたこの時期。
寒かったり暖かかったりと一日の寒暖差が大きいうえ、花粉も飛んでいるとあっては、体調を崩さないようにするだけでも大変ですよね。

家族みんなの健康を守るマネージャー的役割を担っている主婦にとっては、誰かがコホコホと咳をするだけでもドキッ! まして、調子がよくない、なんとなく体がだるい…などと言われると例年になくハラハラします。

これまで以上にウイルス感染症対策が求められるニューノーマル時代。
みんなはどんな点に気をつけて過ごしているのでしょうか。また、「マスク」「手洗い・うがい」以外にも注意したいことは? 気になる家族の健康管理についてレポートします。

約8割が健康管理に「不安」あり! 気をつけていることは?

「まもる乳酸菌ウォーター」を発売したコカ・コーラシステムのスポーツ飲料ブランド・アクエリアスの調査によると、子育て家庭の約8割は、家族の健康管理に「不安」を感じていて、特に約7割が例年より「不安が増した」と回答しています。
やっぱり、みんな同じなんですね。



では、家族に対してどんな健康管理を行なっているか聞くと、「外出時はマスクをしてもらう」(92.2%)、「外出から帰ったら手洗い・うがいをしてもらう」(88.4%)、「3食しっかり食事を用意する」の実践率が高くなっています。
どの家庭でもウイルス対策に気をつけているようです。



一方、カラダのキホンとなる「こまめな水分補給」(54.0%)や「免疫力を高める食生活」(40.4%)については、4割~5割程度と実践している家庭の割合は低くなっています。

この時期の意外な盲点! こまめな水分補給

健康管理の視点からこの時期の水分補給について聞いても、 86.8%が「冬の水分補給は重要」と認識しています 。

ところが、子育て家庭の多くが 「夏より冬の水分補給は怠りがちだ」(85.2%)、「子どもの水分不足への対処は難しいと感じる」(70.4%)と回答。

水分補給の重要性を感じつつも、対処の仕方がよく分からないためか、実践できていない様子がうかがえます。



まだまだ寒さが残るこの時期、どうしても水分摂取を控えがちですが、実は乾燥した環境では、皮膚や粘膜、呼気から特に自覚がないまま水分が失われるのだとか!

このことについても半数が「知らなかった」(50.8%)と答えていて、知らないがゆえにさらに水分補給を怠ってしまう、そんな悪循環も生じているようです 。



健康管理に欠かせない「水分補給」を意識して、元気に!

水分は人のカラダの構成成分の6割(高齢者を除く成人男性)と最も多く、栄養素や老廃物を運んだり体温調節などを担う、健康の基本となるもの。

小児科医・アレルギー専門医の清益功浩(きよます・たかひろ)先生も、
「水分を控えることで便秘になった、という経験をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、便秘は腸内に不要なものや有害なものがとどまっている状態で、腸内環境のバランスが崩れています。すると、免疫力の低下を招いてしまうことにもつながります」と指摘します。

「家族の健康管理に不安を感じる季節ですが、適切な水分を摂取し、便秘を改善し腸内環境を整えましょう」というアドバイスも。

たしかに、肌は乾燥ぎみだし、手や唇もカサカサ。夏場に比べてお通じも快適とはいえない…と、心当たりはいっぱい。
ウイルス対策ばかりに気をとられて、健康の基本となる水分補給は意識していなかったかも!?
これからは、家族みんながしっかり水分補給できるよう、「マスク」「手洗い・うがい」「水分補給」を合言葉に、元気に過ごしたいですね!

[調査概要]
■調査期間:2020年 12月5日(土)~ 12月6日(日)
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:中学生以下の子どもを持つ全国の30代40代の父親・母親 500人
※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合もあります。

文=岸田直子

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