「うなずきすぎて首がもげそう!」と共感の声続出!
臨床心理士として精神科に勤めながら年子の娘を育てる母の、基本的に白目むいた日々。
思いもよらぬ行動に出る姉妹と夫に驚き、戸惑い、脱力する日々をユーモアたっぷりに綴り、instagramで話題沸騰の「白目カルタ」が一冊にまとまりました。
『脱力系育児マンガ 日々白目むいてます』(SBクリエイティブ)から、レタスクラブニュースのために書き下ろされたエピソードも加えて全10回でお届け。今回はその第4回です。
子どもの言うことには、それなりに相づちを打とうと心がけています。
でも、疲れすぎているときは、もう脊髄(せきずい)反射で会話をしているので、ただただ「それっぽいことを返答しているだけ」というときがあります。
当然会話はかみ合っていないし、とんでも理論炸裂(さくれつ)でまったく答えになっていないので、子どもに怒られること必至です。
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長女「ママートイレなんか濡れてるー」
母「そんな気分やねん」
次女「ママー鉛筆がないー」
母「野菜食べへんからちゃう?」
長女「ママーなんかリモコンないで?」
母「もう寝たらええわ」
次女「ママ明日雨?」
母「おもちゃ箱探してみ?」
長女「寝るのにヒーター消さんでいいの?」
母「たまには遊ばしてあげて」
次女「ママトイレ行きたい」
母「昨日行ったやん」
長女「音読聞いといてな!」
母「スイミーのネタバレやめてや」
次女「ママDVD見ていい?」
母「DVDに聞いて!」
朝から晩までバタバタ動き回っているので、体力や精神力が底を着いた母は最終的に脊髄反射で会話をしています。
子どもには大体呆れられるか、怒られるか、ちゃんと聞いてへんのをいいことにええように利用されてたりします。
著=白目 みさえ/「脱力系育児マンガ 日々白目むいてます」(SBクリエイティブ)