「うなずきすぎて首がもげそう!」と共感の声続出!
臨床心理士として精神科に勤めながら年子の娘を育てる母の、基本的に白目むいた日々。
思いもよらぬ行動に出る姉妹と夫に驚き、戸惑い、脱力する日々をユーモアたっぷりに綴り、instagramで話題沸騰の「白目カルタ」が一冊にまとまりました。
『脱力系育児マンガ 日々白目むいてます』(SBクリエイティブ)から、レタスクラブニュースのために書き下ろされたエピソードも加えて全10回でお届け。今回はその第1回です。
思わず「マジかよ」と言いたくなるようなとんでもない時間に、とんでもない起こし方で子どもが起こしにやってきます。
[例]
「起きろー(ドスンドスン)」
「あなたはだあれ? まっくろくろすけ?」
(いや、ママやから……)
「もしもーし、大丈夫ですかぁー?」
(今に限って言えば、大丈夫ではないです)
☆゚・*.。☆゚・*.。☆゚・*.。☆゚・*.。☆゚・*.。
その日私はまだ夢の世界と現実を行き来していました。
今なお夜の気配を感じる薄暗い部屋の中で
再度夢の世界へ旅立とうとしたその瞬間…。
ひた…ひた…ひた…
と足音が聞こえてきたのです。
その小さな人影はゆっくりと私の元へ近寄り
私の顔を覗き込んでこう言いました。
「ねぇ…かくれんぼしよ?」
もう完全にホラー。
今、朝5時なんですけど。
か、かくれんぼ!?
「起きてー」「おはよー」とかやったらわかるんですけど。
子どもには嘘みたいな起こし方をされることがよくあります。
例)
・耳元で手でメガホンを作り「まっくろくろすけ出ておいでー!(大声)」
→ほんまにやめていただきたい。びっくりしすぎて反射的に殴ってしまうところだった。私まっくろくろすけちがうし。ママやし。
・「もしもーし?大丈夫ですかー?」
→某アニメの有名なセリフですね。今に限って言えば大丈夫ではないです。もう少し寝かせてはいただけないだろうか。
著=白目 みさえ/「脱力系育児マンガ 日々白目むいてます」(SBクリエイティブ)