【忽ち】の読み方は?「そうち?」ではありませんよ!【読めそうで読めない漢字クイズ】

  • 2024年1月31日
  • 暮らしニスタ

読めそうで読めない漢字クイズ、今回ご紹介するのは「忽ち」。この字面、ときどき見かけることはありませんか?そのたび、「〜〜〜ち?」と読めないまま、しれっとスルーしてきましたが…。

「忽ち」ってどう読めばいい?

そもそも、「忽」の漢字はご存知でしょうか。

「コツ」と読み、小説などで目にする言葉です。

・忽然(こつぜん)

・粗忽(そこつ)

「忽」の漢字に、「ち」の送り仮名。

組み合わさったとき、正しい読み方は?

【忽ち】はこう読みます!

=「たちまち」でした!

「忽」の漢字には、「たちまち」「おろそか」という意味があります。この意味通り、「たちまち」と読むのです。

「忽ち」という日本語には、意味がいくつかあり、まず1つ目は「噂が忽ち広がる」「この薬は、飲めば忽ち効きます」などの「すぐ」「即効」という意味。

2つ目は、「雲が忽ち出てきて、雨になった」などの「にわかに」「急に」という意味。このほか、「確かに」「まさに」という意味も。

ときどき目にする「忽ち」という言葉。これですんなり読めますね!

文/小林 樹 参考/デジタル大辞泉(小学館)、新漢語林(大修館書店) ※人気記事を再編集して配信しています。

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