難しい単語ではないのに、並べると読み方に迷う言葉ってありますよね。知っているようで知らない漢字の読み方がわかる漢字クイズ、今回は「先達」です。
「先」に「達」で「さきたち」と読んでしまいそうですが、答えは違います!
こんな風に使われますよ。
「先達に学ぶ」
「登山の先達をつとめる」
いずれも『先に進む者、指導者』の意味ですね。
また、物事に通じていて、上手にこなす人のことを「達人」と言いますが、「先達」の「達」もそれと同じ意味を持ちます。
「さきたつ」じゃないですよ(笑)。
どうですか、思い浮かびましたか?
「達」は音読みで「タツ」ですが、「先」が付いた時のみ「ダツ」と読みます。他に「せんだち」とも読みます。お遍路で有名な四国八十八ヶ所霊場会の公認の水先案内人も「先達」と呼ばれ、条件を満たすと公認資格を取得できるそうですよ。
では次回の漢字クイズもお楽しみに!
まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)