「四月一日」はふつうに読めば「しがつついたち」ですが、コチラ実は苗字です。今回は、難読苗字界のプリンス的なこの漢字にフューチャー!
「エイプリルフールじゃない?」って思いました?
いやいや、上にも書きましたが、こちら実在する「苗字」です。でもクイズなどで割と出題されるので、もしかしたらどこかで見たことがあるかもしれません。
そして富山県の方、今回は有利ですよね?この苗字は富山県に多いのだそうです。
富山、雪国です。寒いです。冬場、何着てますか?最近は薄くて軽くて暖かいコートやはおりものもたくさんありますが、昭和の受験生の部屋着スタイルを思い浮かべていただくと、回答への早道になりそうです。
はんてん、どてら… 中に入っているものは、何でしょう?
さあ、正解に近づいてきました。
旧暦の四月一日は、いまの暦だと五月五日。旧暦で暮らしていた時代の四月一日は、冬服から夏服への衣替えの日だったそうです。
冬の間、防寒用に綿を入れて暖かくしていた着物の「綿を抜く」日。それが四月一日…
ということで正解は…
「四月一日」さんも、あまりにも読み方が独特なため、いまでは漢字表記を「綿貫」や「渡貫」などと、読みやすく改名している人も多いそうですよ♪それではまた来週!