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こびりついたビンのシール跡、ベロンとはがれるのはこの方法!家にあるものが大活躍♪

  • 2022年2月24日
  • 暮らしニスタ

こんにちは。家事コツ研究員のFumiです。

空っぽになったジャムやワイン、調味料などのビン。かわいい形のビンは「洗って再利用したいな~♪」と、シール剥がしを試みるのですが…。頑固なシールが取れなくて、「まあ、いっか」と投げ出すことも多いです。

調べてみると、シールはがし専用品がいろいろと販売されている様子。でも、まずは家によくあるもので、シールはがしができたらいいですよね。

そこで今回、「おばあちゃんの知恵」風に昔から伝わる5つのものを使って、シールはがしが本当にできるのか試してみました!

シールはがしに効果的な5つの方法

今回は、この5つの方法を試してみました!

・みかんの皮でこする
・少量の小麦粉でこする
・消しゴムでこする
・ドライヤーで温める
・酢につける

我が家に溜まっていた空きビンで、順番に試してみます。さて、シールをラクにキレイにはがすことができるのはどの方法なのでしょうか?

1ビンだけのシールはがしなら、ミカンの皮と小麦粉が便利!

まずは、ミカンの皮と小麦粉から試してみました。ミカンは今の時期、買い置きしておくことも多いので、手軽に試せますね。

▼ミカンの皮でこする

ミカンの皮には「リモネン」という成分が含まれていて、これがシールはがしにも活躍するのだとか。皮の白い側でこすります。

こすると白い水分がジュワッと出てきて、粘着部分に染みていき、シールが簡単に取れます。捨てるはずのものを再利用ができるのがうれしいですね。

ただし、ギュッギュッ、ぐるぐる、ミシミシ…と作業はコツコツモード。時間はちょっとかかりました。

▼少量の小麦粉でこする

小麦粉をひとつまみ取って、ネバネバしたシールあとをこするという方法。ネバつきが小麦粉に絡まり、粘着力が弱まるそうです。

この方法は、「ネバネバ」のタイプによって、相性がある様子。私が最初に試したジャムのビンの「ネバネバ」はほとんど取れませんでした。

でも、焼肉のタレが入っていた別の瓶では威力を発揮。お湯でふやかしてこすっても取れなった「ネバネバ」に小麦粉をふり、指でこすり、お湯で洗い流すと…

キレイに取れました!

シンクで皿洗いをする流れで、キッチンにある小麦粉を洗剤感覚で瓶にかけ、作業できるのがいいですね。

水なし、片付け楽ちん♪消しゴム、ドライヤーによるシールはがし

「食品はもったいないし、ミカンも今はないよ~」という場合は、消しゴムとドライヤーによる方法がいいかもしれません。水で洗い流せない場所にもおすすめ。

▼消しゴムでこする

シールをはがし残したべた付きを、消しゴムでこすり取る方法。鉛筆文字を消すようにこすると、ネバネバしたシール残りが消しゴムのかすに絡んでキレイに落ちました。

ゴシゴシこする感覚が楽しい~♪

ただ、消しゴムはそこそこ消費。100mlほどのガラス瓶全体のシール残りを取るのに、新品消しゴムの16分の1ほどを使いました。できれば、小さい「ネバネバ」を取り去る程度に抑えたいかも?!

▼ドライヤーの温風をかける

ドライヤーによるシールはがしは、シールの角を少し剥がしてきっかけを作り、接着面にドライヤーの温風を当てながらシールを少しずつ引っ張るという方法です。

同じようなジャムのビンで比べるために、ジャムのビンのシールはがしをしましたが、これはイマイチでした。

左手にビンを持ち、右手でドライヤーの温風を当て、温風の熱が残っている間に両手でシールはがしを…となったので、何度も繰り返すはめになり、面倒だったのです。ドライヤーの温風を当てると、はがすときの抵抗がたしかに軽くなったのですが…。

片手でドライヤーを当て、反対の手でシールはがし。こういう作業ができる場所なら、ドライヤーによる方法は、もっとメリットが感じやすいはず。シールのほかにはゴミが出ず、片付けもラクです。

部分的にシールの粘着が残ってしまったので、最後は消しゴムでこすって、つるつるにしました!

大量のシールをはがすなら、お酢がおすすめ!

5つのシールはがし方法のなかで、今回、一番ラクしてキレイにシールがはがせたのが、お酢によるシールはがしでした。

▼お酢をかける

やり方は、お酢をかけて10~15分放置するだけです。シールの接着部分をお酢がとかす効果があるのだとか。

お酢が流れやすいので、バットにうっすらと溜め、コロコロと瓶を転がしてシールを浸しました。このまま10分ほど放置。

10分後、シールが一気にスルスルと剥がせました。お酢があまり染みなかった部分はもう一度浸して10分放置して除去。力いらずで、ラクで早い!

バットに溜めたお酢は、なくなるまで使い回せます。まとめて何瓶かシールを剥がせば、「お酢がもったいない」という気持ちも消えて、満足度もますますアップ。

実は、ミカン皮や小麦粉ではシール全体が手早く取れなかったビンたちは、途中であきらめて、バットのお酢に浸しちゃいました。これですっきりキレイに。お酢さん、ありがとう!

シールの付いた場所やボリュームで、5つのシールはがし方法を使い分けたい

5つのシールはがし方法を試した結果、感じたのは「どれも効果がある」ということ。

大量作業ならお酢、洗いものついでに1、2瓶はがすならミカンの皮、ネバネバが強いものは小麦粉で。水洗いできない場所なら消しゴムやドライヤーがいいな、と個人的には思いました。

使い分けたり、時にはドライヤー×消しゴムなどと組み合わせたりするのもいいですね。次回、シールはがしをする時には、ぜひ試してみてください!

参照:『昔ながらの家事コツと裏ワザ750選』(主婦の友社刊)

写真・文/北浦芙三子

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