観葉植物の種類の一つに、エアープランツというものがあります。多くの人の間で非常に人気のあるエアープランツですが、一体どのような特徴があって、どう育てればいいのか、といった情報をご紹介します。
エアープランツとは土が無い空中で育つことの出来る植物のことで、それに由来してエアーという呼び名がつきました。
一般的な植物が土の中に根を貼って成長するのに対し、エアープランツは樹木や岩石などに着生し、雨や空気のわずかな水分を吸収することで成長します。
エアープランツは乾燥に非常に強いですが、とても水が好きな植物でもあります。水やりをする際には、霧吹きなどでしっかり株全体が濡れるまで水を与えましょう。
特に緑葉種の場合は銀葉種と比べて水分を保つ能力が低いので、水やりの回数を増やすと良いでしょう。
置き場所を考える上で大切なのが気温です。最低気温が9℃以上なら、直射日光が当たらない屋外へ出しておきましょう。
夏場になって最高気温が30℃を超えるようになったら、風通しが良い日陰に移動させましょう。
冬場になって最低気温が9℃を下回るようなら、室内のレースのカーテン越しに日光があたる場所に置くといいです。
手軽に飾れてインテリア性の高いエアープランツについて、基本的な情報をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
まだ観葉植物を育てたことが無い方も、これを機にエアープランツで始めてみましょう。
※トップ画像はPhoto by Asfurさん@GreenSnap