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これを知れば、グリーンの扱いがうまくなる!葉物の水揚げ&管理のコツ その2

  • 2016年5月3日
  • インテリア・グリーン・スタイル

こんにちはOZEKI です。

花に比べて保ちがいい葉物ですが、知っておくときっと役立つ、水揚げと管理のコツをレクチャーします。

水揚げのむずかしいもの編その2です。

ゼラニウム⇨切り口を焼く

茎を斜めに切り、炭化して黒くなるまで切り口を火であぶります。湯上げと同様の効果があります。葉の部分は乾燥を防ぐため、あらかじめ濡れた新聞紙などを巻いて行います。

[そのほかの葉物]アイビー、エレモフィラ・ニベア

クッカバラ⇨塩をすり込む

茎を斜めに切り、切り口に粗塩をすりこみます。塩の殺菌効果と吸湿作用で水揚げを促します。

[そのほかの葉物]フィロデンドロン、ヒメカズラ、ブプレウルム

カラテア⇨ハッカ油に浸ける

茎を斜めに切り、切り口をハッカ油に浸けた後、すぐに深水に浸けます。ハッカ油の高い揮発性で水を上に押し上げ、蒸散作用を促します。

[そのほかの葉物]ナツヅタ、ドクダミ

スイレン⇨ポンプで水を入れる

切り花用ポンプで、茎の切り口から水を入れます(写真左下)。葉の裏面を見ると葉脈全体に水が行き渡っているのがわかります(写真右下)。

[そのほかの葉物]ハス、コウホネ

ツワブキ⇨葉柄の裏側に切り込みを入れる

葉の基部にナイフの刃先を入れ(1)、葉柄の根元まで切り込みを入れます(2)。水の揚がりにくさに応じて切り込みの本数を増やします。切った後、深水に浸けます(3)。

[そのほかの葉物]カラジウム

arrangement Shinichi Nagatsuka
photo (C) Seibundo-Shinkosha

 


出典元:書籍『葉物フラワーアレンジ講座』

種類も豊富になり、フラワーアレンジや花束になくてはならない素材が「葉物」です。花をひきたてるだけでなく、それ自体の美しさを生かしたワンランク上のフラワーアレンジメントにするためのアイデアやテクニックを紹介。水揚げや管理法、葉物図鑑も収録。葉物を使いこなすための知恵がぎっしりの1冊です。

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