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「物語に出てきそう!」長岡市の日本庭園「楽山苑」期間限定ライトアップ 与板が誇る豪商の別荘と新緑が競演、5月26日まで

  • 2024年5月21日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

ライトアップされ幻想的な雰囲気に包まれた楽山苑=5月17日、長岡市与板町与板【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 新潟県長岡市与板地域にある日本庭園「楽山苑」で、ライトアップが行われている。新緑の木々や趣のある建物が柔らかな光に包まれ、訪れた人を魅了している。

 楽山苑は、豪商の大坂屋三輪家が1892年に建てた別荘「楽山亭」を中心とした庭園。ライトアップは住民有志が30年ほど前に始め、現在は与板観光協会を中心とした実行委員会が引き継いでいる。

 座敷や茶室のある別荘が、生い茂る新緑や石垣とともにほのかに照らし出され、闇夜に浮かび上がった。来園者は幻想的な光景をじっくりと眺めたり、写真に収めたりしていた。

 家族で訪れた長岡市の小学4年生の男の子(9)は「明かりがとてもきれい。建物も物語に出てきそうな雰囲気がいい」と話していた。

 点灯は5月26日までの午後6時半〜9時半に行う。期間中は楽山亭を無料で見学できる。問い合わせは「まちの駅よいた」、0258(72)4161。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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