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自転車を少しでも楽に漕ぐため、人類は電動アシスト自転車を生み出しました。偉大な発明ですが、充電の手間やバッテリーやモーターの劣化や故障という懸念と、常に裏返しでもあります。何よりあんまり筋肉を使わないので、運動にはならなくなりますよね。
では電動の背徳感なく、楽チンに自転車に乗るにはどうすれば良いのでしょう?
EXEDY Corporationが作ったのは、自転車用ダンパー付クランク「Reloda(リロダ)」。自動車のクラッチに使うダンパー(減衰装置)をヒントに、バネ仕掛けでペダリングをアシストします。
片側の足がペダルを踏み込む時にバネが縮み、足の力が抜けたところでバネの戻る力がペダルに伝わります。最初の半周はちょっと力が要るかも?ですが、あとは軽く漕げそうですね。
神戸大学との共同研究にて、筋肉にかかる負荷が20ポイント減っていることも分かりました。かなり期待できますね。
Image: EXEDY Corporation「Reloda」はバネですが、似たコンセプトでシリコーンの伸縮を利用したアシストギアも存在します。筆者は試乗したことがあるのですが、効果にあんまりピンと来なかった記憶があります。ですがこの自動車の技術を応用したバネならもっと力強そうな気がします。
「Reloda」はギアなし、または内装ギアのスポーツサイクルやシティーサイクルに後付けできるとのこと。適合するなら愛車をアップグレードできますね。
電動を買うとまぁまぁのお値段ですが、このクランク後付けならお財布に優しいでしょうし、運動になるので背徳感も20ポイントほど低減するのではないでしょうか。
Source: YouTube, EXEDY Corporation, Olympic Group Corporation
書籍(Kindle版もあります)