あの頃の感動がよみがえる。ソニーの新型ヘッドホンを持って懐かしい教室を訪れた

  • 2025年5月16日
  • Gizmodo Japan

あの頃の感動がよみがえる。ソニーの新型ヘッドホンを持って懐かしい教室を訪れた
Photo: 小原啓樹

音楽は記憶を、情景を、そのときの自分の感情を想起させる。そんな感覚、皆さんも覚えがあるのではないでしょうか?

僕も学生の頃は毎日のように音楽を聴いていました。当時はサブスクサービスもなかったので、気に入ったCDがあったらひたすらリピートして。友達から借りたCDが当たりだったときの「あいつのセンス、良いじゃん」という感覚も懐かしい…。

そう、懐かしいのです。

好きな音楽を聴いているだけで幸せだった、あの頃の僕のみずみずしい感性は、今では思い出の中の存在に。情報化社会がそうさせたのか、あるいはこれが大人になるってことなのか…!

もちろん今でも音楽は大好きです。でも、音楽というものに向き合う時間が昔ほどなくなっているのも事実。

「もう一度、あの頃のように音楽で感動したい」

そう決心した僕は、最新ヘッドホンの力を借りることにしました。ソニーの新型ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」の力を。

世界が心待ちにしていた、堂々の6代目

ソニーの「1000Xシリーズ」といえば、ご存知の人も多いでしょう。ソニーのワイヤレスヘッドホンにおけるフラッグシップです。末尾の「6」からも分かるように、本機はその6代目。音質、性能、デザイン。そのすべてに全力を注ぎ込んだ、これぞプレミアムなヘッドホンといえます。

「WH-1000XM6」の大きな特徴となっているのが、一流のマスタリングエンジニアとのサウンドの共創。

世界でもっとも忙しいとされているニューヨークのSterling Soundをはじめ、著名な音楽スタジオで活躍しているトップクラスのマスタリングエンジニアたちからヒヤリングした声を取り入れ、「WH-1000XM6」のサウンドは出来上がっています。

目指したのは、アーティストの想いに満ちる音。

音作りに精通し、アーティストの想いを知り尽くしたトップエンジニアたちとの共創によって、本機のサウンドは完成されました。

これは、ソニーミュージックとの連携をはじめ、音楽制作との距離が近いソニーグループだからこそ実現できたアプローチといえるでしょう。

最新のヘッドホンが、記憶の音をよみがえらせる

「このヘッドホンなら、学生の頃に感じていた音楽への感動もよみがってくるのでは」と、僕はそう考えたわけです。ああ、早く「WH-1000XM6」のサウンドを味わってみたい!

しかし焦りは禁物です。学生時代の感動を呼び起こすなら、それにふさわしい場所が必要。学生、思い出、音楽…。

そうだ、学校の教室で音楽を聴こう。

懐かしいなぁこの感じ。中古CD店でジャケ買いしたアルバムを友だちに貸したり、感想を言い合ったりしたっけ。

おっと、思い出に浸るのはまだ早い。早速「WH-1000XM6」で、当時聴いていた音楽を味わってみるとしましょうか。

ではヘッドホンを装着して。再生、と……。

………………

………………………………。

やばいなコレ。うるっとくる。

本当に当時を思い出しました。記憶の中で思い出す音はどうしてもベールがかかっているけれど、「WH-1000XM6」の音は違う。今この場に、その音がある。

そうか、そうだったんだ。当時の僕も今のような衝撃を感じて、この曲が好きになったんだ。忘れていたな、この感覚は…。

思い出のリバイバルだけでなく、「WH-1000XM6」だからこその深い表現力も感じました。当時は意識していなかったパートや音が見えてきて、繰り返し聴いてきた曲なのにまだ発見がある。今ようやく、アーティストの想いをちゃんと感じることができたのかも。

ドライバー、プロセッサー、ノイキャン。すべて進化

どうしてこんなに心揺さぶるサウンドを生み出せるのか。その理由は並々ならぬこだわりと、ソニーだからこそなしえた技術が余す所なく濃縮されているからに他なりません。

音を出す心臓部ともいえるドライバーユニットには、穴を設けたボイスコイルボビン構造を新規開発。穴を設けることで高音域の再現性が向上し、より滑らかで伸びのあるサウンドになるそうな。よく思いついたなぁ。

また、近年のワイヤレスヘッドホンはもはやデジタル製品でもあり、内蔵プロセッサーの性能も重要。「WH-1000XM6」は統合プロセッサーV2に加えて、従来のQN1チップから7倍以上の処理速度を実現した最新のQN3チップを搭載しました。D/A変換技術を発展させた「先読み型ノイズシェーパー」を新規開発し、迫力ある低音も実現。

■ノイズシェーパーとは?

デジタル音声の「細かな雑音」を、人が聞き取りにくい高音域に遷移させる技術。高音質化につながる技術ですが、先読み型ということで音の立ち上がりに対する応答性も高く、クリエイターが意図する音の細部も再現します。

ハイレゾコーデックであるLDACにもしっかり対応し、ノーマルな音質をハイレゾ級にアップスケーリングさせるDSEE Extremeも健在。どんな音源であっても高音質にしてみせる!

先ほど触れたQN3チップと12個のマイク、アダプティブNCオプティマイザーなどの複合技によりノイズキャンセリングの性能も大きく向上。これがあれば、学生時代のガヤガヤした教室でも音楽により没入できただろうな。

動画視聴も臨場感あふれるサウンドで

そういえば、学生の頃は動画コンテンツってほとんどなかったですけど、実は「WH-1000XM6」には動画視聴にもうれしい技術がありまして。

それが、ソニー独⾃の「360 Upmix for Cinema」機能。

この機能はステレオ音源を立体音響として再生できるもので、臨場感が大幅にアップします。特に映画やドラマなど視聴すると、音が面ではなく立体で感じられて没入感が段違い。これは映画が見たくなるなぁ。

通話の音声がクリアに届く&聞こえる

教室で懐かしい時間を過ごしたら、ふと「あの頃の友達はどうしてるんだろう?」という気持ちになり、屋上に移動して電話してみることに。

「WH-1000XM6」のマイクはAIビームフォーミング搭載で、話者の声を的確にキャッチ。こちらの音声がクリアに届くだけでなく、ノイキャンのおかげで相手の声もクリアに聞こえます。会話が弾むものだから、つい思い出話しに花が咲いてしまいました。

アーティストの想いを、音に乗せて

なんだかんだで数時間ほど「WH-1000XM6」を装着しっぱなしだったんですが、快適な装着感のおかげでストレスも一切なし。ケースのサイズも前モデルよりコンパクトになり、持ち運びやすさも向上しています。こうした部分の進化もありがたいですね。

ワイヤレスヘッドホンはバッテリー時間も重要ですが、「WH-1000XM6」は最大約40時間(ノイキャンON時は最大約30時間)とこちらも非常に心強い。

従来のBluetoothオーディオに比べ、高音質、低遅延、低消費電力を実現したLE Audioにも対応しています。

思い出を呼び起こし、音楽と向き合う時間を尊いものにしてくれるヘッドホン、それが「WH-1000XM6」。

プレミアムな価格も決して高いものではないと思います。価格以上の驚き、価値、そして喜びがあることを保証しますよ。

カラーバリエーションでプラチナシルバーも用意されています。

アーティストが本当に伝えたかった音。その音を受け取ったとき、僕たちは何を思うのか。「WH-1000XM6」を耳に当てて、心から震える音に出会ってみませんか?

Source: ソニー

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