コーヒーはブラック派。
ほぼ毎日コーヒーを飲む私にとって、コーヒーを淹れるのは日常の楽しみであり、同時に面倒な作業でもあります。特にメンテナンス=掃除・洗浄が結構面倒。
これまではBODUMのケニア(フレンチプレス)とTHANKOの超高速水出し珈琲ボトル2をおもに使っていたんですが、どちらもパーツが多く洗うのが面倒。それが億劫でインスタントコーヒーで済ます日も結構あります。
そんな面倒くさがりの私でも毎日無理なくコーヒーが飲めるガジェットはないものかと探して見つけたのが、OXOの「コールドブリュー濃縮コーヒーメーカー」でした。
OXO BREW 水出し コーヒー メーカー 4,445円 Amazonで見るPR「コールドブリュー濃縮コーヒー」とは、コーヒー粉を長時間水にひたして抽出したもので、最近よく見かけるカフェオレベースみたいなもの。濃縮コーヒーは冷蔵庫で2週間ほど保存できて、水や牛乳、お湯で割って飲みます。
200gの粉だと、1回でほとんどを消費してしまいます1回につきコーヒー粉は170g〜175gくらい使用します。通常、ドリップコーヒー1杯10g〜12gなので、それと比べるとかなりの量が必要(ドリップだと15杯分くらい)。正直「こんなに使うの?」と躊躇しましたが、覚悟を決めて投入します。
同梱のガラスカラフェの目印(白い点)まで水を入れ、それを2杯(700ml)コーヒーメーカーに注ぎますマニュアルによると水出しの時間は常温で12〜24時間、冷蔵庫で20〜24時間。今回は常温で20時間ほどおいてみました。
抽出された濃縮コーヒーは約470ml。これで5杯〜7杯分のコーヒーが飲めるそう。マニュアルに記載されたとおり濃縮コーヒー100mlに対して300mlの水を入れてみました。
見た目は黒みが濃い感じで、味も濃厚。濃いといっても苦みが強いわけではなく、コクというかパンチがある、ズシンと重い感じです。個人的には、マニュアルの記載よりも少し水を増やしてもいいかなと思いました。
分解すると結構パーツがあるんですが、1週間分のコーヒーが作れるので洗うのは1週間に1回だけでOK。メンテナンスの手間が格段に減るのはうれしいところ。また、ドリップやフレンチプレスなどでコーヒーを淹れる作業を毎回しなくていいので、コーヒーを飲むことの心理的ハードルはかなり低くなると思います。
OXOの「コールドブリュー濃縮コーヒーメーカー」は、私みたいな面倒くさがりなコーヒー好きの人たちにぜひおすすめしたいコーヒーガジェットです。
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