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ゴードンミラーのキャンピングカーは快適な「動く書斎」だった

  • 2024年3月18日
  • Gizmodo Japan

ゴードンミラーのキャンピングカーは快適な「動く書斎」だった
Image: 株式会社オートバックスセブン

1800万円のキャンピングカーが誕生しました。

カー用品店の「オートバックスセブン」のガレージライフスタイルブランド「ゴードンミラー」がこの春発表した「GMLVAN G-01」は、まるで動く書斎。

もしこの車を買ったら、どんなふうに使おうか…なんて妄想しながら体験してきました。

もはや書斎な車内空間

Photo: mio

印象的だったのが、車内の生活空間としてのクオリティの高さ。

「このモデルの肝になっている」というのが、5,100Whの大型バッテリー。最大出力1,500Wと、標準装備の6畳用のクーラーと36Lの冷蔵庫のほか、ドライヤーなど高出力製品も使えるパワフルなバッテリーです。エアコンはバッテリーで「11時間つけっぱなしで持つ」とのこと。さらに、走行しながら蓄電できるという高性能っぷり。

Image: 株式会社オートバックスセブン

そして、AC100Vコンセント、USB typeA、USB typeCも揃っていて、それが助手席裏側、冷蔵庫横のカウンター、バックドア横…といった具合に分散されています。

大容量のバッテリーといい、どこでも電源に繋ぎやすいことといい、車内での電源の確保は心配なさそうです。

Photo: mio

そして、生活空間として大切なのが居心地の良さ。他ではなかなか感じないこの温かみは、天然木のアカシア素材から。

実際にシートに座ってみると、シートの肌触りが最高。この「ウルトラスエード®」という素材は、G-01専用に開発したオリジナルシートカバー(フロント、リア)らしく、耐久性に優れ、水性の液体や汚れに強いのだとか。

リア部分はベッド、ソファ…とフレキシブル

Image: 株式会社オートバックスセブン 跳ね上げ式リアベンチを畳んだ様子 Image: 株式会社オートバックスセブン ベッドモードの様子

ウルトラスエード®の素材に横になれたら最高なのに…と思っていたら、リアシートとリアベンチはなんとソファ、テーブル、ベッドモードに展開可能。車内両サイドのベンチを広げると、リアシート含め最大7人が座れる空間に(乗車定員は最大4名)。

ベンチの背もたれと肘掛けを両サイドのベンチに渡すように設置するとベッドになるのです。ベッドはD222cm×W100cmと一人で眠るにはゆとりのあるサイズ感です。

マットレスいらずでささっとベッドを展開できるので手間も少ないし、何より寝具の荷物が少なくできる分車内スペースが生まれるのは、この車の大きなメリットだと思いました。

細部のインダストリアル感がたまらない

Photo: mio ゴードンミラーオリジナルカラーの「ヴィンテージエクリュ」の車体

この車を一目見た時からロマンを感じたのは、散りばめられたインダストリアル感が所以。ベース車の「日産キャラバン」の純正カラー「ステルスグレー」、ゴードンミラーオリジナルカラーの「ヴィンテージエクリュ」の2色のボディカラーも絶妙な色合いです。

ころんとかわいい丸目や、ややマットなバンパーがクラシカル。商用車として広く知られるキャラバンとは違った表情に仕上がっていて、これもまた所有する喜びを満たしてくれます。

Photo: mio

車内で特にインダストリアル感を醸し出しているのは、床のアルミ縞鋼板。荷室部フロアの傷防止にもなっているわけですが、これがあることでガレージのような雰囲気に。

ゴードンミラーのカーグッズで車内を育てていける

Photo: mio ラゲッジルーム上部にG-01専用デザインの収納ギアを装着可能

GMLVAN G-01を見て思ったのは、もし私がこの車を所有したらゴードンミラーのカーグッズで車内を育てていけるな…ということ。

ラゲッジルーム側面上部にこうして収納ギアを装着できるのもそうですが、ゴードンミラーなら「トランクカーゴ」に寝袋一式を詰めて車内に置いたり、「シートバックポケット」をシートにつけたりしても、カラーや材質を揃えられるので空間としての統一感も保ちながら拡張していけます。色々置いてもごちゃっとして見えないのは、同ブランドでカーグッズを集めていけるゴードンミラーの強みですね。

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動く書斎と呼べるGMLVAN G-01

GMLVAN G-01は空調、電源が十分なうえ、シートの座り心地、車内のインテリアまで最高。車内のカーグッズを揃えて育てていく楽しみも味わえますね。

この車で向かう旅先に快適な書斎を持っていけるGMLVAN G-01は、車両本体価格1870万円。2024年は5台限定生産…。「夢のまた夢」な一台でした。

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