中国レノボは、世界最大級のモバイルおよび通信業界の見本市「MWC 2025」にて、未来的なノートPCのコンセプトモデルをいくつか公開しました。タテ長の折りたたみ画面を実装したり、ディスプレイを後付けしたり、太陽電池パネルを搭載したモデルが展示されています。
同社が最初にお披露目したのは、大型のソーラーパネルを内蔵した「Yoga Solar PC」です。このパネルは間接的な日光でも発電でき、それによりバッテリーの充電や持続時間を延ばすのも可能とのこと。
太陽光のエネルギー変換効率が24%であり「業界最高レベル」と述べています。直射日光のもとで20分充電すると、動画を追加で1時間も再生できるそうです。
第2に、「ThinkBook Flip」は通常時には13インチ画面を搭載したノートPCですが、ディスプレイを展開すると、タテ方向に長い18.1インチとなります。ノートPCを畳んで画面を前方に傾けるとタブレットとして使用でき、また背面に画像を表示できる「テント」(ユーザーと対面する相手が同時に画面を見られる)など、様々な形態をとることも可能です。
最後に、Magic Bay(ノートPC上部にある磁気式のPogoピン接続でかんたんに取り付けられる)による後付けディスプレイの3点セットも。個別に収納しておけるため、出先で気軽にマルチディスプレー環境を構築することも不可能ではないかもしれません。
これらコンセプトモデルはすべて、すぐに発売される予定はありませんが、いずれ正式に製品化されることを期待したいところです。
Source:9to5Google