クワズイモは観葉植物として人気を集めており、またユニークな形は室内に置くだけでもインテリアとして成立します。
そんなクワズイモの知っておきたい水やりのポイントについて紹介していきます。
クワズイモとは、サトイモ科のクワズイモ属に分類されている多年草の植物です。
名前の通り「食わず芋」は芋の部分に毒があることから、食べることのできない植物です。
非常にユニークな形をしている植物で、イモの部分からは太く大きな茎から蓮のような大きな葉を生やします。
大きいものでは3mもの大きさになると言われています。
そんなユニークな形が女性の間で人気を集めており、ガーデニングや園芸用の植物、あるいは観葉植物として注目を集めています。
クワズイモは、基本的に高温多湿の環境を好みます。
しかし多湿の状態が続いてしまうのは根腐れを起こすこともあり、季節によって根から水を吸い上げる力も異なるので、水やりのコツを掴むことが大切です。
まず、基本的に受け皿に水が溜まった場合は捨てるということを覚えておきましょう。水が溜まると根腐れを起こす可能性が高くなるからです。
水やりは、基本的に土が乾いたら行います。
その時の水やりでは、鉢底から水が流れ出るほどのたっぷりの水をあげるようにしましょう。
また、定期的に霧吹きを使って葉っぱに水をかけたり、葉を湿ったティッシュなどで拭いてあげましょう。
そうすることで株の周りの湿度を保つようにします。
冬の時期は休眠期になるため、土が乾いて4,5日後に水をあげるようにしましょう。
ただし株の周りは乾燥させないように、霧吹きなど葉っぱを湿らすことが大切です。
クワズイモを育てていると、クワズイモの周りが水浸しになっていることがあります。
これはクワズイモが葉先から吸い上げた水分を出しているからです。
他の植物と比べ、余った水分は放出する量が多いです。
そのため、気になる方はタオルなどを置いて対策をする必要があります。
クワズイモはユニークな形から非常にインテリアにもよく、観葉植物として人気を集めています。
また花言葉には復縁という意味もあるので、女性の間でも注目を集めています。
水やりにさえ注意を払えば初心者でも気軽に育てることができます。
※トップ画像はPhoto by tomochiさん@GreenSnap