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別名は雪中花。冬の花壇を彩る水仙の育て方を紹介します。

  • 2016年10月18日
  • ガーデニング・ラバーズ

冬に開花時期を迎える水仙は、ガーデニング愛好者にとっては貴重なお花です。球根植物の中ではとても丈夫で育てやすいという一面も持ち合わせていますので、初心者の方にもおすすめできます。

水仙ってどんな花?

水仙は品種改良が盛んな花で1000を超える品種があると言われていますが、日本で有名なのはニホンスイセンラッパスイセンのあたりでしょう。

白や黄色の花びらが、真っ直ぐで飾り気のない葉と共に、まるで直立しているかのような姿が印象的です。

清楚なイメージがありますが、「ナルシスト」という語の語源となった「ナルキッソス」というギリシャ神話の登場人物の名が学名についており、「自己愛」・「うぬぼれ」などの花言葉を持っています。

楽しく育ててもらいたいですが、贈り物にしたりするには少し注意が必要かもしれませんね。

育て方のポイント

前述の通り水仙は育てやすく、一度植え付けると毎年勝手に咲き出してくれるような丈夫な花です。

土質もそれほど選ばず、水はけの良いものであれば問題ありません。

水をたくさん欲する植物ですので水遣りはしっかりしてあげましょう。花が枯れてからも水遣りを継続しておけば、葉っぱが光合成で作った養分を球根に溜め込み、翌年も花を咲かせてくれることでしょう。

植え付けの際に緩効性肥料を与え、以降は月に一度程で大丈夫です。

基本的には丈夫なのですが、ウイルス性の病気にはかかりやすいので、こまめにチェックしてあげてください。

水仙の注意点

育てるのは初心者向きで、見た目も美しく、また甘やかな香りを漂わせる水仙ですが、ひとつだけ大きな注意点があります。それは球根にを持っていることです。誤飲してしまうと頭痛、下痢、嘔吐などの中毒症状を発症します。

葉っぱがニラやニンニクに、球根がタマネギに似ていることから誤飲例も多数報告されているようです。人間だけでなく、犬や猫などペットの誤飲にも注意してください。

まとめ

水仙は、ヨーロッパでは神話の時代から、日本でも平安時代から長きに渡って愛され続けている花です。冬の彩り要員として迎えてみてはいかがでしょうか。

 

 

※トップ画像はPhoto by きょうさん@GreenSnap

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