新年度が始まり、新しい仕事にも慣れてくると、資格を取りたい、語学を学びたい、趣味を仕事にしたいなど、今後の目標が見つかる人も多いのでは? そこで今回は、より効率よく、より快適な学びをサポートしてくれる家電をご紹介します。
NeoLAB「Neo smartpen R1」14,800円
https://neosmartpenjp.com/products/neo-smartpen-r1
専用アプリと専用ノート「Nノート」と共に使うスマートペン「Neo smartpen R1」。使用の際は、スマートペンの電源をオンにしてアプリを起動するだけで自動的にアプリと接続されます。その状態で、専用ノートに筆記すれば、リアルタイムでデジタル化され、手書きした内容をそのまま保存、保管してくれます。内容の編集も簡単。PNGやPDFなど様々な形式にしておけば、メールやSNSなどで簡単にシェアできます。
画期的なのは、専用ノートの各ページ上部にあるメールアイコンをペンでチェックするだけで、メール送信ができること。例えば、ノートに下書きを書いて、自分のタブレットに送信した図やイラストなどを、イラストレーターなどで完成させるなんてことも簡単にできちゃいます。
また、専用ノートのカレンダーに手書きでスケジュールを書き込めば、アプリ経由でスマホやタブレットのグーグルカレンダーに自動で連動。手書きの予定を自分で管理するのはもちろん、家族や友人と共有したい予定は「クリッピングシェア」アイコンをペンでタッチするだけで即共有できます。
例えば、電車の中や昼休みなどのスキマ時間に、ノートで英作文の勉強をしてスマホに送信しておけば、ノートを持ち歩かなくてもいつでもどこでも内容確認ができるため、どこまでやったか一目瞭然。仕事の待ち時間で、スマホを触るのは気が引けるといった状況でも、ノートにメモしておけば後からちゃんとスマホで管理できます。
デジタルデバイス持ち込み禁止の場所でも、ノートとペンさえ持っていれば安心ですよね。
ペンはタイプCの充電式で、一度の充電で最長約14時間使用可能。ペン本体にある電源ボタンを押せば上部が光るため、オンとオフが一目瞭然です。手間もスキマ時間も無駄にしないタイパ重視作戦は、勉強の成果を急ぐせっかち派にも、ノートを有効活用して紙ゴミを増やさない環境重視派にもオススメです。
JBL「Tune Flex 2」15,950円
https://jp.jbl.com/TUNE-FLEX-2-GHOST.html
今やワイヤレスイヤホンは日常生活には欠かせないアイテムのひとつ。仕事、遊び、勉強と何をするにもスマホとワイヤレスイヤホンは必須です。ただ、ワイヤレスイヤホンも用途によって様々なタイプを使い分けると、より快適に過ごせます。
そして、今回のテーマである勉強に向いているタイプはズバリこれ、JBL「Tune Flex 2」です。最大の特徴は、「外音取り込み機能付きハイブリッドノイズキャンセリング」という機能。低音域を中心に前モデルより最大約22dB改善したハイブリッドノイズキャンセリングがより深い静寂を提供します。一方で、2種類の外音取り込み機能も搭載し、アンビエントアウェアで周囲の音をどの程度取り込むかを調整したり、トークスルーでイヤホンを外さずに周囲の人と会話したりすることができます。
つまり、カフェなどの騒がしい場所でも、完全に自分の世界に集中したい時はノイズキャンセリングで周囲の音を完全シャットアウト。逆に、路上などで周囲の音も気にしながら使いたい時はオープンイヤーにしておけば安心です。いつでもどこでも使えるこのイヤホンなら、言語学習の時にも活躍間違いなし。
もちろんこれ以外にも機能は豊富。例えば、マルチポイントに対応しているため、最大2台のブルートゥースデバイスに接続可能。タブレットで動画を視聴していても、スマホの着信は逃しません。また、6つの通話用マイクを内蔵し、ノイズや歪みのないクリアな通話を実現。さらに、一度の充電で最大再生時間は約48時間です。
アイコニックで美しいスケルトンデザインが特徴的な「Tune Flex 2」。勉強に集中できるだけでなく、気分転換に音楽を聴く際にはJBLの豊かなサウンドを楽しめます。
アイリスオーヤマ「LEDデスクライトT型 クランプタイプ ブラック」オープン価格(実勢価格12,000円前後)。
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H578020
勉強はしっかり机に向かってやりたいという人にオススメなのが、アイリスオーヤマ「LEDデスクライトT型 クランプタイプ ブラック」。デスクライトは様々あれど、やはり最終的にはシンプルイズベスト。最低限の機能と、手元を照らしてくれるライト機能がしっかりしているものが何より使い勝手がいいものです。
このデスクライトの最大の特徴は、調光と調色が無段階でできるところ。ライトの光が自然光に近い見え方をすることを「演色性が高い」と言いますが、高演色性を持ったこちらのライトでは、高演色な状態からそうでない状態まで、使用シーンに合わせて自由に調光や調色をすることで、目に優しく快適に過ごすことができます。
例えば読書をしたい時は、少し暖色系の灯りを暗めに、パソコン作業をしたい時は寒色系の灯りを明るめに、教科書とノートで勉強したい時は暖色系の灯りを明るめになど、自分に合った灯りに調整するのもまた楽しいのではないでしょうか。
もうひとつ嬉しいポイントは、調光・調色するリモコンがスマホスタンドを兼ねている点と、アーム下部にUSB端子がついている点です。デスク周りはなるべく余計なものを置きたくないという人にとっては、これは朗報ですよね。電球はLEDを使用しているので長寿命なのも嬉しい。
デザインも用途もとてもシンプルながら必要な機能は全て揃っている。そんな理想的なデスクライトです。
アテックス「マッサージクッション XS」7,700円
https://www.atex-net.co.jp/products/lourdes/AX-HC230/
勉強をしていると肩が凝るもの。どこか体の調子が悪いと、やる気に影響が出てしまうので、凝っているなと思ったら早めに対処しておきたいですよね。
ですが、これまで様々なマッサージアイテムを試したけれど、結局どれも長続きせずにお蔵入りという人も多いのではないでしょうか。ましてや使わなくなった大きなマッサージチェアなんて邪魔なだけ。
そこでおすすめなのがアテックス「マッサージクッション XS」です。まず、この小ささがとても嬉しい。縦20センチ、横20センチ、重さ約950グラムの軽量。どこでも使える利便性もありがたい。
調整ベルトの先についたおもりと滑り止め加工で、ソファや椅子に固定でき、長さを調整すれば肩甲骨まわりから腰まで、気になる部位にピッタリフィットしてマッサージすることができます。
流行の肩甲骨はがしも、整骨院に行かずとも、これがあれば十分。もう少し下げて使用すれば、背中や腰もしっかりほぐれます。さらに、ぶら下げずに使えば、ふくらはぎや太もものマッサージも可能です。
四角い本体の中には、肩甲骨まわりにしっかり入る新しい形のもみ玉が4つあり、もみ速度に緩急をつけた「プロもみ」「ゆっくり」「ふつう」の3つの速度が選べます。さらに、カバーは取り外して洗えるので、いつでも清潔を保てます。長くやりすぎないよう10分自動オフタイマーも内蔵。1日の疲れを寝る前の10分で手軽にリセットできるなら、ぜひ試してみる価値ありです。
創通メディカル「マイトレック アイリズム」14,960円
https://mytrex.jp/irhythm/
スマホやタブレット、パソコンと、現代の生活で発光画面と向き合わない生活を送ることはもはや不可能。学習の際にも避けては通れないですよね。
それだけ現代人の目は疲れているのですが、目の周りはデリケートな部位なのでむやみにマッサージをすると、シワの原因にもなりかねません。ここはひとつ、専門家の知識が詰まった創通メディカル「マイトレック アイリズム」に頼ってみましょう。
眼輪筋に沿って配置した16個の突起で、目元をタッピング。顔の起伏に自然に添うように設計され、空気が震えるような繊細な振動でランダムかつリズミカルに刺激します。肌に触れる部分には医療機器でも使われるシリコンを採用しているから、肌荒れなどの心配はご無用。
振動ヘッドが1秒間に約5回もの速さで細かく、ピンポイントに刺激してくれます。その心地よさは体験する価値あり。目元を包み込み、効果的にリフレッシュします。プログラムは「EYE CARE」(短時間で目元リフレッシュ)、「NIGHT」(ゆったりとした気分に)、「BEAUTY」(目元の印象アップに)、「AUTO」(様々な振動を一つに)の4種類。気分や目的に応じて選べます。
目の疲れをリフレッシュすると同時に、睡眠の質を上げる対策として、就寝前のナイトルーティンに取り入れるのもオススメです。
スタディサポート家電をうまく使いこなすことで、無理なくスキルアップを目指しましょう。
木内貴子(きうち たかこ)
家電量販店にいれば1日中でも楽しめる家電好き。特に美容家電やキッチン家電などの前に立つと、夢想は果てしない。趣味は台湾旅行。エンタメ、食、歴史、文化など何でも好き。
文=木内貴子