台湾で大人気の文鳥占い(鳥卦)に、東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を組み合わせた、悟明老師によるオリジナル占い。全体運、仕事運、財運をお届け!
“生活の糧の確保”を意識したいとき。これからのひと月は、やりたいこと、欲しいもの、行きたいところ等々、望みや意欲があっても、思い通りになりづらいかもしれません。
優先すべきは、生活の基礎固め。いましばらくは、上を見上げるのではなく、足元をしっかり見つめ、1日1日を健康に過ごすことに留意しましょう。なかでも重要なのが、食と睡眠。よく食べ、よく眠り、よく働く。つつがなく日々を過ごすことを大切にしてください。
仕事面では、努力を重ねても、なかなか手が届かないなど、歯がゆい思いをする場面がありそうです。その原因は、頑張り不足ではなく、誰かの横槍や妨害によるものである可能性も。
どうしても達成したい目標に取り組む際は、周囲への警戒を強めるのと同時に、よき相談相手を見つけておくこと。行き詰まったときは、信用できる仲間からのアドバイスが突破口に。孤立しないよう、人間関係は良好に保つに限ります。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
財運面では、成功者から学ぶ姿勢が開運の鍵に。直接話を聞ければ理想的、それが無理でも、著書や講演、動画などから真似できそうなところを見つけるなどして、向上心を刺激しましょう。投資は、じっくり検討したうえで。衝動的な“買い”は禁物です。
開運行動は、美味しいものを食すこと。健康的な食事をベースとしつつ、時には背徳的なハイカロリー食を楽しんだり、好物だけを心ゆくまで食べてみたりしてもいいでしょう。フードコートを訪れ、食べたことのないものに挑戦してみても。心身の満足感のバランスをうまく保ち、低調期を乗り切るエネルギーをチャージしてください。
この時期、相性がいいのは、子(ねずみ)、申(さる)年の人。
距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、戌(いぬ)年の人。
吉方位は、北と南。避けたほうがいいのは、東と西。
ラッキーカラーは、白とグレー。避けたほうがいいのは、黒と緑色。
向上心が旺盛で、高く掲げた目標に果敢に挑んでいく勇者です。
常に前向きで、言動はポジティブ。過去を振り返って立ち止まったり、くよくよ悩んだりすることは少ないことでしょう。
フットワークが軽く、興味を持ったことには即行で着手。性に合わないと感じたなら、すぐに見切りをつける一方、“これこそは!”とひらめいた事柄には、強い意志をもって突き詰め、その道を極めていく人です。
また、聡明で時機を読む力があり、財テクでひと財産築くポテンシャルを秘めています。
気っ風がよく、女性であっても、どこか“男前”。面倒見がよく、年下から慕われることが多いでしょう。
親孝行でもあり、日頃から何かと家族のことを気にかけていているのでは。そんなあなたの存在は一家の心の支えとなっているはず。
悟明老師(ウーミン ラオシー)
「玄元閣命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は30年超。台北市の饒河街夜市(饒河街220號の前)での“鳥掛”と呼ばれる鳥占いで人気を博す。現在、夜市では、鳥占いと同じ中華タロットを使った“神人占い”で鑑定中。
文=鷹見紗和子
イラスト=さじきまい