2024年5月23日(木)22:53に、月は満月となります
約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、射手座に入座しています。
この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。
さわやかな五月晴れが続く頃です。「自分の可能性を広げたい」と望むすべての人に、射手座の満月は不思議な力を与えてくれます。
この日はいつになくポジティブになれる日です。射手座が関わるテーマに、「宗教」や「哲学」、「外国」があります。そのためこの日は人生に起こった出来事の「意味」を知りたくなったり、自分は何のために生まれてきたのかと自問自答したくなるかもしれません。
また未知の世界への憧れが高まり、旅や冒険へと心が駆り立てられます。外国人と交流したり、異文化に触れたりするとよいアイデアが湧きます。
ただしこの日は満月に対し、木星と金星が衝(180度)となるので、時間にルーズになり、何事もやり過ぎの傾向があります。
オーバーワークに夜更かし、遊び過ぎ、暴飲暴食などには気をつけたいものです。
アメリカ先住民によると5月の満月はミルクムーン(乳月)、ヘアームーン(兎月)、フラワームーン(花月)などと呼ばれています。
部屋に花を飾って満月を祝うのもおすすめです。
〈『ムーンカレンダー』(リボンシップ)より〉
岡本翔子 (おかもと しょうこ)
占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。
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文=岡本翔子