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正統派のフランス菓子を再現した神戸・北野の「パティスリー グレゴリー・コレ」

  • 2023年5月4日
  • ことりっぷ


フランス人シェフであるグレゴリー・コレ氏が「素材の味がストレートに伝わるフランス菓子を知って欲しい」と、1997年に立ち上げた名店「パティスリー グレゴリー・コレ」。現在は日本人パティシエが、創業当時からの変わらぬ味を受け継いでいます。主役の持ち味が最大限生かされる素材の組み合わせが見事で、記憶に残るプティガトーがずらり。焼き菓子のラインナップも充実しています。
1997年に神戸の元町商店街で創業、2018年1月に現在の神戸・北野ハンター坂へ移転リニューアルした「パティスリー グレゴリー・コレ」。JR三ノ宮駅から北へ徒歩約10分、観光名所である異人館街へは徒歩約5分の場所にあります。
黒とシックな色使いがモダンな店内には、ジュエリーショップのようなショーケースの中にはきらびやかなプティガトーが並んでいます。季節替わりを含め、常時15~20種あり、どれも凛とした美しい佇まいで、見惚れてしまいます。
2階は、白を基調とした明るい空間で、1階とまったく異なる雰囲気。席がゆったり配置されているので、落ち着いたティータイムが過ごせます。
創業当時から「パティスリー グレゴリー・コレ」の代名詞的存在なのが、フランス語で“絶対的”という意味を持つアプソリュ。
クリームブリュレに自家製キャラメルとチョコレートのムース、フィアンティーヌ、ヘーゼルナッツ生地を重ね、チョコレートでつややかにグラサージュ。しっとりしたクリームブリュレとムース、サクサクのフィアンティーヌ、カリカリと香ばしいヘーゼルナッツの食感が楽しい一品です。
発酵バターのパイ生地で、ムーステリーヌとフランボワーズをサンドしたミルフィーユ フランボワーズ。
パイ生地は通常、小麦粉でバターを包んで作りますが、このパイ生地は、バターで小麦粉を包んで生地を作っているそう。そのためバターの量が多く、サクサクホロホロとした食感に。とろける質感のムーステーリヌと、華やかな甘酸っぱさがあるフランボワーズとのハーモニーを楽しんでくださいね。
「パティスリー グレゴリー・コレ」創業当時はまだめずらしかったのがベイクドチーズケーキであるフロマージュ・キュイ。フランス生まれのKIRIのクリームチーズに玉子を合わせたシンプルな配合ですが、低温でゆっくり湯煎することでしっかり目の詰まったどっしりした生地に。クリームチーズの濃厚な味わいが堪能できます。
2階のカフェスペースでいただけるドリンクは、オリジナルブレンドのコーヒーや紅茶、果汁100%のジュースなど。紅茶は、ドイツの歴史あるブランド「ロンネフェルト」のもので、ホットならポットで提供してもらえるので、たっぷりいただけます。
手軽に買える個包装のクッキー、高級感あるギフトボックスに入った焼き菓子の詰め合わせなど、目的に合わせて選べる焼き菓子は手土産にぴったり。
人気が高いのはアールグレイの茶葉をたっぷり使って焼き上げたケーク テ アールグレイ。しっとりとした生地にナイフを入れると、ベルガモットの香りがふわりと漂います。レモン果汁とアールグレイの茶葉を合わせたアイシングが、紅茶の豊かな香りを際立たせていいます。
正統派のお菓子が並ぶなか、ポップなビジュアルで目を引いたのがキャッツポウ。かわいい猫の肉球型のフィナンシェで、ショコラとバニラのコンビ、メープル、2種のフレーバーから選べます。
生地はバターを贅沢に使ったしっとりした食感。通常のフィナンシェの2倍以上ある大きなサイズで、かぶりついて食べるスタイルが新鮮です。猫好き、お子さんへのプレゼントにしても喜ばれそうです。
駅前の繁華街から少し離れた山手にあるため、ゆっくり静かな時間を過ごしたいときに最適。ぴったり。フランスの伝統菓子らしいリッチな味わいが、贅沢なティータイムを約束してくれます。

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