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ふわふわの体にやさしいシフォンケーキが人気。神奈川県相模原市の「メナジエーる」

  • 2023年5月1日
  • ことりっぷ


今回ご紹介するシフォンケーキ専門店「メナジエーる」があるのは、山梨と神奈川の県境に位置する自然豊かなエリア、相模原市緑区。津久井湖にほど近い場所で、週3日だけオープンするこちらのお店は、ベーキングパウダー不使用のふわふわなシフォンケーキが評判です。工房では、シフォンケーキ作りを教えてもらうこともできますよ。
「メナジエーる」へは、京王線とJR横浜線が乗り入れる橋本駅からバスに乗って40分ほど。三ケ木新宿バス停に近い、のどかな住宅地の一角に工房兼ショップがあります。
お店がオープンするのは、木〜土曜の週3日のみ。地元の人はもちろん、遠方からわざわざ訪れるお客さんも少なくありません。
最寄りのバス停が近づいてくると、バスの車窓からは緑のグラデーションが美しい山々や湖が眺められ、ちょっとした旅気分が味わえますよ。
庭先に建てられた小さなケーキ工房の引き戸を開けると、ショーケースにはおいしそうなシフォンケーキがずらり。定番のバニラや抹茶、チョコなどのほか、季節限定商品もあり、常時10種類程度が並んでいます。
ジンジャーレモンチョコやほうじ茶アーモンド、いちじく紅茶など、素材の組み合わせがユニークなシフォンケーキが多く、すべての種類を食べてみたくなります。
メナジエーるのシフォンケーキは、ベーキングパウダーを使っていません。にも関わらず、ふわふわに膨らむのは卵の力なのだそう。地元の養鶏場から仕入れている有精卵は白身のコシが強く「この卵がないと、うちのシフォンケーキは作れません」と、店主の柏原ちひろさんは話します。油にもこだわり、一般的に使用されるサラダ油ではなく、コレステロールゼロの太白胡麻油を使っています。
シフォンケーキのほかに、いちごやタンカン、金柑など、フレッシュな旬のフルーツをたっぷりと乗せたタルトが登場することもあります。
果汁たっぷりの瑞々しいフルーツとサクサクのタルト生地の食感が楽しいタルトも、シフォンケーキ同様に人気があり、早い時間に売り切れてしまうことも少なくありません。
店主の柏原ちひろさんは、かつてフレンチのシェフを目指していました。有名な調理師専門学校で学び、都内のフレンチレストランで修行を積んでいましたが、バターたっぷりの食事が体質に合わず、体調を崩してしまったのだそう。
その後、管理栄養士の資格を取得し、子育てをしながら作り始めたのがシフォンケーキでした。「毎日食べても体の負担にならないおやつ」をコンセプトに、2011年にお店をオープン。以来、おいしいだけでなく、体も喜ぶギルティフリーなシフォンケーキは、多くの人に愛されています。
ちなみに、店名は「主婦」を意味するフランス語。「プロのパティシエールではないけれど、プロのメナジエールとして体にやさしいお菓子作りができたら」という気持ちを込めて、店名にしたのだそうです。
メナジエーるでは、シフォンケーキ作りの教室も開催しています。決まった日程はなく、お店の営業日以外で応相談というスタイルです。10時からスタートして、所要時間はおおよそ3時間程度。1人1台のシフォンケーキを焼き、自分で作ったホールケーキを持ち帰ることができます。
教室は定員2名まで。1人での申し込みもOKなので、電話やSNSで気軽に問い合わせてみてくださいね。
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メナジエーるへ行く時は、津久井湖の湖畔に建つ穴場のイタリアンレストラン「灯」でランチを食べるのもおすすめです。シフォンケーキを購入した後に出かけてみてはいかがですか?

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