
京都の夏の風物詩、祇園祭の鉾町として賑わいをみせる室町通と新町通。
ふたつの通りには呉服を中心とした商家が今も多く残り、三井財閥や百貨店の三越のルーツもこの地にあります。さらにさかのぼれば、室町通は室町幕府と縁のある通りで、3代将軍足利義満が通りの傍らに邸宅「花の御所」を開いたことが幕府名の由来です。
界隈には地図には載らないものを含めた細い路地も少なくありません。小さな発見が重なっていくのが街なか探訪の魅力。このまちに集うお店は、人々の暮らしに寄り添い、愛されているお店たち。バラエティに富んでいるので、ランチやカフェタイムは目移りしてしまいますが、明日もまた訪れたい、そんな気持ちになれる選りすぐりのお店をご紹介します。
祇園祭で賑わう通りには、アートの発信拠点や、手織り寿司のテイクアウト店など、立ち寄りたいスポットがたくさんあります。
食事に合うハード系パンや、短歌の世界に浸れる書店、純白の鳥居など、選りすぐりのスポットをご紹介します。