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浅草寺近くの「くくりひめ珈琲」でご縁を感じるパフェタイム

  • 2022年3月2日
  • ことりっぷ


「くくりひめ(菊理媛)」とは、日本最古の歴史書「日本書紀」に登場する縁結びの神様のこと。「たくさんのご縁が、ここ浅草から広まりますように……」、そんな願いを込めて名づけられたお店が「くくりひめ珈琲」です。和テイストのスイーツと自慢のドリンクを味わえば、素敵なご縁に巡り合えるかもしれませんよ。
浅草・雷門から徒歩1分。浅草寺へと続く仲見世商店街から左に折れた路地に、1輪の花のような赤いサインを見つけました。「くくりひめ珈琲」という、ちょっと変わった名前をもつここは、和パフェと自家焙煎コーヒーのお店です。
店内では専属の焙煎士がローストするコーヒーとともに、季節のフルーツやナッツをたっぷり使ったスイーツを味わえます。甘味処を思わせる和モダンな店内には、カウンター席と円卓もあり、おひとりでも友達同士でも思い思いの席でくつろげますよ。
2月に登場した直後から話題になっているのが、新メニュー「くくりひめの贈り物」。木箱に入ったスイーツとミニパフェ、お好みのドリンクがセットになったスイーツコースは1日20食限定で、前日までの予約が必要です。
木箱の中身は、チョコレートといちごの組合せがスイーツ好きにはたまらない「いちごとラズベリーのチョコタルト」、和テイストの「2種のあんこ玉のフルーツ串」、ワインビネガーの香りが爽やかな「いちご&ルッコラのシューサレ」の3種類。
和と洋、甘さと酸味のバランスがよく、無添加にこだわったシューとタルト生地を使っているのもうれしいですね。グラスに入っているのは、「ほうじ茶とあずきのパフェ」。ほうじ茶のほろ苦さとアイスクリームのひんやり感を楽しめる1品です。
パフェの一番人気は、旬の「とちおとめ」を贅沢に使った「くくりひめの嫁入り」。白無垢の花嫁姿をイメージし、白い和紙にくるまれて運ばれてきます(トップの写真)。和紙の下から現れるクリームのグラデーションも美しく、「ハレの日のパフェ」にぴったり。
濃厚なソフトクリームとピスタチオクリームの下には、爽やかなエルダーフラワーのジュレが入っていて、食べ進めていくとどんどん味が変わっていくのも楽しみです。
美しいスイーツに目が奪われがちですが、ここは自家焙煎のコーヒーが自慢の店。コロンビア、ホンジュラス、エチオピアの3種類をブレンドし、専属の焙煎士が豆に合わせてローストしています。お店で味わうのはもちろん、自宅用のコーヒー豆をお土産にするのもいいですね。
ほどよい酸味とキリっとした後味がお好みならミディアムロースト、苦みとコクを味わいたいならストロングローストがおすすめ。オリジナルブレンドのミディアムとストロング、3種類のストレートコーヒーをセットにした、「コーヒーバックセット」(800円)は、コーヒー好きのお友だちへのプレゼントにすると、きっと喜ばれますよ。
ほかにも、盆栽をイメージしたユニークなパフェや、ショートケーキ、アーモンドミルクとコーヒー仕立てのおしるこ、トーストなど、目移りしてしまうほどメニューが豊富。お腹に余裕があるなら、「ヘーゼルナッツ」「アーモンド」「ピーカンナッツ」の3種類のオリジナルナッツバターを浅草の老舗ベーカリー「ペリカン」の食パンに付けて食べる「トーストセット」(850円)も、ぜひ味わってみたいものです。
浅草寺にお参りしたあとは、美しいパフェと香り高いコーヒーでほっとひと息。早春の浅草散策がもっと楽しみになるに違いありません。

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