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町家でパンと旬の味覚を楽しむ。京都・丸太町のベーカリーカフェ「本日の」

  • 2021年1月21日
  • ことりっぷ


2020年9月、京都・丸太町エリアにオープンした「本日の」。東京や大阪、京都などに展開するベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」の新ブランドとなるお店です。風情ある町家の空間にはベーカリーとカフェスペースがあり、焼きたてのパンをはじめ、季節の味を取り入れたメニューなどを楽しめます。
地下鉄丸太町駅から歩いて6分ほど。丸と三角形と四角形が描かれた白いのれんが目印の「本日の」があります。和の雰囲気漂う建物は、築130年以上の京町家をリノベーションしたもの。お店を入ると手前にベーカリー、奥に美しい庭を望めるカフェスペースがあります。
「本日の」で大切にしているのは日本の四季。季節の野菜やフルーツを使い、趣向を凝らしたメニューがそろいます。
カフェスペースで味わえるメニューのおすすめは、パンとサラダのセット。彩り豊かなサラダは、石川県の農家さんから直送された新鮮な野菜を使っています。月ごとにメインの野菜とお肉または魚が変わり、ほかの野菜はその時々で届いたものを使うため日替わり。訪れるたびに新たな楽しみがあるのがうれしいですね。
お店の奥にある蔵で作られているパンは、3種類を盛り合わせています。ベーカリーで販売しているパンと同じもので、日によってラインナップが変わることも。
また、SNSを中心に人気の牛カツサンドや、旬の野菜を使ったスープとパンのセットなどもランチにぴったりですよ。
モーニング限定で食べられるメニューもあります。「あん食バタートースト」はベーカリーでも販売している「塩あん食パン」を使用。あんに藻塩を練り込んでいるので、甘すぎずほんのりとした塩味がアクセントに。まるで塩豆大福のような味わいです。上にのったあんとホイップバターの形もかわいらしく、つい写真におさめたくなります。
モーニングのほかにも、季節のフルーツとパンを組み合わせたスイーツや、京都・嵐山の日本茶スタンド「八十八良葉舎」の茶葉を使用した抹茶ドリンクなど幅広いメニューが楽しめますよ。
入口のベーカリーではパンのテイクアウトが可能。黒豆が入ったバケット生地にきな粉をかけた「黒豆きな粉」や、旬の野菜が日替わりで使われている「本日の野菜フォカッチャ」、チーズを練り込んだ食パンにはちみつバターを塗って焼き上げた「クワトロハニートースト」といった人気のパンをはじめ、個性豊かでわくわくするようなラインナップがそろいます。
落ち着いた町並みや建物に心がほっとする「本日の」。その時々で味わえるメニューに会いに、何度も通いたくなるようなお店です。

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