蝶は環境が良い場所に多く、熱帯では標高1000mぐらい、日本でも同じだ。雲南省では、標高の低い地域は亜熱帯で、熱帯ほど多様性がなく、日本の標高2000m付近ぐらいの気候や植生が豊富なのは東部西部とも、標高2000m付近の樹林が残されている、渓流沿いの地域で、そうした場所で、川が道路を横切っている場所に行き当たったら、迷わず、その場所に長く留まるのが良い、あまりにも広いので、有名な場所に行きがちだが、環境が同じような場所を探せたら、その方が成果が上がる。
ただ中国は高速道路が発達しているので、高速を通ると、格段に早く着くが、何も撮れない。
宿泊場所がある町まで高速で行き、あとは下道が良い。
下道といっても、高速に近いような良い道が多く、そこを走っていても何も撮れないのは日本同様だ。
脇道に入るのが良いが、例えば、四川省のシャングリラから麗江まで下道で走ったが、脇道があまりないので困った。良い場所と思うところが数カ所あったが、あいにく天候もその時は雨で、結局、麗江から北へ1時間ほどのところでようやく、道路脇にほんの少し入る道があり、蝶が多かった。
写真はとても良さそうな場所だったがあいにく雨だった。麗江から北へ下道で2時間ほどの場所
今日で、雲南省西部と四川省で昨年撮影した写真の連載を終わります。明日からはマレーシアの写真や動画を連載しますのでお楽しみに。
中国西部の蝶、19種の動画アップしました
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