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海野和男のデジタル昆虫記

オリンパスから素晴らしい広角ズーム、M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROが本日発表

オリンパスから素晴らしい広角ズーム、M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROが本日発表
2021年06月09日

オリンパスの新しい広角ズームM.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROが発表された。すでにアマゾンでは142222円で売られている.
全域F4なので、好評の12〜100同様、動画撮影にも適している。発売もすぐで、6月25日という。今までは7-14mm F2.8 PROがあったが、大きく、あまり寄れないレンズだった。
 今回のは小型で12-40mmF2.8PROと同じぐらいの大きさ。重さ411gという。全域で23cmまで寄れる。全長が変わらないレンズなので、レンズ前数センチまで寄れることになる。話を聞いた時、このレンズは、ぼくなどより、ルポライター的な仕事をしている写真家や、おいしいものを求めて旅する森枝卓士さんみたいな写真家にぴったりなレンズだと思った。けれど実際に試写してみると、これは良いということになった。低価格の9-18mm F4.0-5.6は前に使ったが、今ひとつ寄れないので後ろのネジを緩めて使ったりしたものだ。
見本が届いたので、早速ほぼ最短まで寄って、ウスバシロチョウを撮ってみた。上が8mm、下が25mmだ。25mmと言えばマイクロフォーサーズでは標準レンズの領域だ。25mmではかなり大きく撮れる。最短での画質は大変シャープだった。今まで8mmは魚眼しかなかった、画角的には8mmに1.4Xテレコンを付けたぐらいだろうか(テレコンは実際にはない)。ぼくの好みの画角だ。最近の超広角は、画面の4隅が引っ張られないものが多いようだ。これは寄った時に再三言っているように、画面中央からの距離が4隅と中心ではまったく異なるからだ。これを避けるためにはある程度の収差を残すことが必要なのかもしれない。ともあれ、今回のレンズは室内などで撮っても4隅も非常に自然に写る。

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