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海野和男のデジタル昆虫記

ペルーから戻って

ペルーから戻って
2019年12月29日

前回2006年、現地から入れた小諸日記に蝶の道という記事がある。
その時の印象がこびりついていて、なんとかもう一度、そんな光景に会いたいと、13年ぶりにペルーアマゾン上流を訪れた。
リマからおよそ450kmの距離にあるSatipoへの道もずいぶん良くなったが、車が増え、正味で10時間以上かかる。現地まで家を出てから、ほぼ丸2日かかるからずいぶん遠い。
残念ながら、13年の歳月は長く。蝶の道は消えていた。以前舗装されていなかったプエルトオバコ周辺の道は完全舗装。渡し船で渡った川も。立派な橋がかかっていた。
前回より4週間ほどずれての訪問だが、雨が多かった。どういうわけか気温もずいぶん低く、ほとんど汗をかかなかった。快適ではあるが、お日様が出ないと全く蝶が飛ばないのは気温のせいも大きかったと思う。環境自体は思ったより開発が進んでおらず、良い場所であることに変わりはない。
前回の印象があまりにも強いので、蝶が少なかった気がするが、動画も入れて正味11日間で400GB以上撮ったから、まずまずだろう。前に撮影できなかったマルバネアゲハも撮れた。ただ群れ飛ぶ蝶の撮影をどういうふうに撮ろうかと考えていたのが、実現できなかったのはちょっと残念だ。
ミイロタテハの飼育を行なっている村に2泊した。ハイブリッドを作っていて、びっくりした。ミイロタテハのハイブリッドについては日を改めて紹介したいと思う。
写真は蝶の多い谷。Mavicproで空撮

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