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海野和男のデジタル昆虫記

G9とE-M1 MK2、D850

G9とE-M1 MK2、D850
2018年04月20日

 マイクロフォーサーズは小型軽量が売りだ。レンズは300mmF4を除けばかなり小さく軽い。今回はマイクロフォーサーズはE-M1 MK2以外にG9も借りていったので、300mmF4はやめにして、久し振りにオリンパスは40-150proにテレコンにした。G9用のレンズは新発売の200-500に1.4X と2Xのテレコン。このテレコンをズイコーの40-150に付けようと密かにもくろんでいたのだが、何故か付かない仕上げだ、逆にオリンパスのテレコンも50-200には付かないことがわかった。
 G9はかなりE-M1Mk2を意識して作られたカメラのように思った。GH5と比べると写真撮影に重きが置かれていることがわかった。センサーのコーティングでフレアーが出にくいことなど、評価できる点はずいぶんあった。6kフォトによる深度合成やプリキャプチャーもGH5からはかなり進化しているようだ。ただ後処理に短くなったとはいえ時間がかかることなど、も一歩という感じもあった。ただ4kで60Pが撮れる点や6倍スローなどE-M1 MK2には無い機能もある。どちらが良いかは人それぞれであると思う。写真はアカエリトリバネアゲハの吸水をLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mmでカメラ内深度合成を行ったもの。
 今回はD850も借りて行った。300mmPFは大変小型軽量だが、やはりボディーが大きいことや60mmマクロもけっこう大きく、そのため機材がかさばったが、いろいろなカメラをテストするのは楽しいことであった。5月19日の午後、市ヶ谷のアルカディアでSSP総会と技術研修会が行われる。今回は技術研修会ではぼくがD850の試用レポートを、黒柳さんがLAOWAの高倍率単焦点レンズのレポートを行う。G9についてもD850との比較で少し触れてみたいと思っている。興味ある方は会員外でも聴講可能(会員外は1000円ぐらい会費が必要かと思う)なので、午後2時すぎに来てみたらいかがだろうか。

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