サスライアリにつきまとうハラボソメバエ Stylogaster sp.
2018年01月28日
カメルーンで、ある朝、サスライアリの行進につきまとう、おかしなハエを見つけた。あきらかに寄生バエの行動である。
なんとか撮影しようと、30分ぐらい粘った。ところが、その間、ハエがアリに飛びつくことは
なかった。
ネットで調べたら、ナショナルジオグラフイックの南米のグンタイアリのページによく似たハエを発見。姿からすると、同じ仲間である。その記事に寄れば、このハエは、グンタイアリが追い出すゴキブリに卵を産み付けるのだという。ちなみにStylogaster属のハエはバッタに寄生するものもある。