サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

すごいデジカメ1(OLYMPUS μ1030SW)

すごいデジカメ1(OLYMPUS μ1030SW)
2008年06月26日

 今日は雨の予報だったが、午後に一時晴れた。出かけようと思ったら宅急便がきた。中に入っていたのはμ1030SW.前から興味を持っていた水中でも使えるすごいデジカメだ。
 インバーターを使って、車の中で充電しながらでかけた。場所はアオハダトンボのいる細い水路。さっそく水の中にと思ったが残念ながら水はかなり濁っている。水路の脇の水たまり、こちらも綺麗とは言い難いが、浅いだけましか。
 トウキョウダルマガエルがいたのでカメラを水に入れてみた。まずそっと近づき、カエルにピントを合わせる。そのままカメラを下に下ろし水に入れた。この状態では液晶での確認は難しいので、当てずっぽうに何カットか切る。上の写真はレンズがまだ水面に入っていないようだ。でもギリギリ水面からの写真は今までは撮れなかったから面白い。
 さらにカメラをほんの少し下に下ろして撮ったのが真ん中の写真。半水面写真だ。次にカメラを完全に水の中へ。まだ水面がわずかに写っている。水面下5mmの世界か。
 昆虫や小動物の写真家でこのカメラを使っている人はいるのだろうか?遊びにも面白いが、高い水中ケースを買うことを考えたら、これで十分水面下の世界が撮れそうだ。綺麗な水辺で、青空を入れて撮影したら綺麗な写真が撮れそうだ。残念ながら、アトリエ周辺は、土壌の関係から、水は濁っている場所がほとんどだ。
 このカメラ28mmから102mm相当。動画も撮れる。すごいのは、そのまま水深10mまで沈めてもOKだということ。ぼくは泳げないから、せいぜい1mぐらいで使うが、ダイビングでも浅い珊瑚礁の海だったらこれで十分ではと思ってしまう。夏の水遊びで海岸の岩礁の小動物の観察にぴったりだと思う。
 今日はすごいデジカメ4機種を一気に紹介。前へのボタンからどうぞ。

◎海野和男写真展「小諸日記Part.4」神戸・元町アートギャラリーで開催中(6月13日〜7月2日)

◎海野和男講演会「昆虫の世界」は6月29日(日)松本市の山と自然博物館で10時から12時。

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。