今日は兵庫県の西明石にある花園小学校、3年3組で授業をした。朝日新聞オーサービジットプログラムでの訪問だ。
今回は前もってクラス全員にリコーRXというデジタルカメラを配っておき、私の町またはマクロで自分の好きなものを撮影しておいてもらった。
このカメラを選んだのは、レンズのすぐ前まで寄れるのと、操作が簡単なので、初めてデジカメで撮影する子供たちがごく自然にカメラに親しめるのではないかと思ったからだ。来週も使うのだが、夏から30台も貸していただき、感謝する次第だ。
9時半から11時まで教室で撮っておいてもらった写真を見て授業。ついでは外へ出て撮影。昼休みをはさんで、午前中撮った写真を見るというスケジュール。
写真を撮ることによって、被写体に興味を持とうというのがぼくの教えたいことだ。
女の子が大きなスズメガの幼虫を持ってきた。とっさに名前が出なかったがシモフリスズメの幼虫のようだ。
びっくりしたのはこんな大きなイモムシを全く怖がらないで触ることだ。教室には、虫の飼育ケースがたくさんおいてあって、バッタやコオロギなど様々な虫を飼っている。
学校でこうした教育をしているところは少ないと思うが、気持ち悪いと思えば、よく見ないから、普段から虫に接しさせる教育は大変有意義だと思った。
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