2025/03/14 11:15 ウェザーニュース
JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、国際宇宙ステーション(ISS)/きぼうが、今日3月14日(金)19時前に日本付近を通過します。
ホワイトデー&満月の夜に、国際宇宙ステーションの姿を探してみてください。
※記載は見え始める時刻の目安です。この時刻から数分間で上空を通過し、晴れていれば肉眼でも観察可能です。
北海道や東北日本海側では低気圧や寒気の影響、九州や四国の一部、南西諸島では停滞する前線の影響で雲が多く、観測が難しくなりそうです。
一方、それ以外の東日本や西日本の多くの地域では高気圧に覆われるため、晴れて観測できる見込みです。なお、本日14日(金)は今年3回目の満月となります。ISSと満月が同時に見られる美しい光景を楽しめるかもしれません。
夜はまだ冷え込みが厳しく、防寒対策が必要です。暖かい服装をして、ISSを探してみてください。
日没後や日の出前に国際宇宙ステーションが上空を通過すると、一番星のような明るい点が、はじめはゆっくり、天頂に近づくほど速く動いているように見えます。
条件がよければマイナス2等星ほどの明るさ(1等星の基準の約15倍)になる国際宇宙ステーションは、街中でも見つけやすく、方角と仰角が合えば公園や家のベランダで気軽に見られます。
確実に発見したい場合は、できるだけ空が開けていて、周りに高い建物が少ない場所がおすすめです。
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。
特別な環境を利用して、宇宙での実験・研究や地球・天体の観測などを行うプロジェクトが国際宇宙ステーション(ISS)計画です。
(出典:JAXA)
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
参考 #きぼうを見よう https://lookup.kibo.space/