2025/03/12 17:27 ウェザーニュース
週後半の15日(土)にかけては春の空気が優勢で、暖かな所が多くなります。ただ、日曜日以降は再び気温が下がり、来週中頃にかけて全国的に寒さが戻る見込みです。
明後日14日(金)にかけて、西日本や東日本の上空に暖かな空気が流れ込みます。太平洋側には上空1500m付近で+6℃前後の空気に覆われ、気温の上がる所が多い予想です。このため、明日13日(木)から明後日14日(金)が高温ピークとなる見込みです。
東京都心は明日13日(木)の最高気温が4月下旬並みの21℃予想となっています。東海や西日本も明後日14日(金)にかけて20℃近くまで上がることがあり、各地で春本番の陽気となりそうです。気温上昇とともに花粉が飛びやすくなるため、症状のある方はお気をつけください。
札幌も明日は10℃を超える見込みです。積雪の多いエリアでは雪解けが進むので、雪崩や融雪災害に注意が必要です。
15日(土)も上空の気温は高めですが、関東から九州にかけては雲が広がるため少し気温は下がりそうです。
北日本では明後日14日(金)から寒気が流れ込みやすくなり、気温が下がります。札幌では来週前半にかけて最高気温が2℃くらいとなり、雪の降る日が多くなりそうです。関東から九州にかけても、日曜日は雨が降り肌寒くなります。特に関東甲信は気温が低くなり、山間部では雪の降る可能性があります。
週明けになると寒気が大きく南下して、17日(月)頃は上空1500m付近で−6℃の寒気が九州北部から山陰付近まで覆う見込みです。西日本や東日本は今週の中頃に比べると上空の気温は10℃以上も低くなるため、地上の気温も大きく変化します。17日(月)は福岡の最高気温が10℃の予想で、九州でも冬が戻ったような寒さとなる見込みです。18日(火)は広島や大阪で10℃までしか上がらない予想です。
来週は全国的に寒さが戻り寒暖の変動が非常に大きくなるため、体調を崩さないよう十分にお気をつけください。