2025/03/11 17:48 ウェザーニュース
今週は春の空気が優勢で、週後半の14日(金)にかけて暖かな所が多くなります。ただ、週末以降は再び気温が下がり、来週にかけて全国的に寒さが戻る見込みです。
明日12日(水)から14日(金)は、西日本や東日本の上空に暖かな空気が流れ込みます。太平洋側には上空1500m付近で+6℃前後の空気に覆われ、気温の上がる所が多い予想です。
東京都心は明後日13日(木)の最高気温が4月下旬並みの21℃予想となっています。東海や西日本も20℃近くまで上がることがあり、各地で春本番の陽気となりそうです。
気温上昇値ともに花粉が飛びやすくなるため、症状のある方はお気をつけください。
札幌も明日と明後日は10℃を超える見込みです。積雪の多いエリアでは雪解けが進むので、雪崩や融雪災害に注意が必要です。
北日本では14日(金)から寒気が流れ込みやすくなり、気温が下がります。札幌では最高気温が2℃くらいとなり、雪の降る日が続きそうです。
関東から九州にかけても、週末は雨が降り暖かさは控えめとなります。特に関東は気温が低くなり、昼間も肌寒く感じられそうです。
週明けになると寒気が大きく南下して、17日(月)頃は上空1500m付近で−6℃の寒気が九州北部付近まで覆う見込みです。
西日本や東日本は今週の中頃に比べると上空の気温は10℃以上も低くなるため、地上の気温も大きく変化します。
17日(月)は福岡の最高気温が10℃の予想で、九州でも冬が戻ったような寒さとなる見込みです。広島や大阪でも10℃くらいまでしか上がらない日があります。
来週は全国的に寒さが戻ります。寒暖の変動が非常に大きくなるため、体調を崩さないよう十分にお気をつけください。