2025/02/18 08:40 ウェザーニュース
昨日17日(月)午後から今日18日(火)朝にかけて、各地で強い風が吹きました。岩手県の大船渡では24.1m/s、千葉県の銚子では23.5m/s、伊豆諸島の三宅島では30.5m/sの最大瞬間風速を観測しています。
暴風のピークを過ぎたことで北日本に出ていた暴風雪警報は解除されましたが、午後も強風に注意してください。
昨日から今朝にかけては、三陸沖の低気圧と大陸の高気圧との間で、天気図上の等圧線の縦縞の間隔が狭くなりました。これは低気圧と高気圧の間で気圧の傾きが大きく、つまり気圧差が急になっていることを示しています。気圧の傾きが大きいと、等圧線に添う向きに(低気圧を左に見る向きに)強い風が吹きます。各地で強い風が吹き、北日本では雪を伴っていたため暴風雪警報の発表されたところがありました。
明日19日(水)にかけては強い冬型の気圧配置となるため気圧の傾きが急で、沿岸の地域を中心に強風が続く予想です。吹雪による視界不良や飛来物等に注意してください。20日(木)以降も冬型の気圧配置は続くため、北西からの季節風は強めの状況が続く見通しです。冬型が緩む三連休明けの25日(火)頃にかけて強風にお気を付けください。