2025/02/18 05:40 ウェザーニュース
今週は冬型の気圧配置が強まります。上空には強い寒気が流れ込み、19日(水)にかけて日本海側の地域を中心に大雪となる予想です。発達した雪雲が流れ込むタイミングでは吹雪による視界不良にも警戒してください。その後も寒気は強弱をつけながら日本上空に居座るため、1週間程度影響を受けることになりそうです。
太平洋側にも雪雲の流れ込むことがあり、特に京都府・滋賀県方面や濃尾平野では雪の降り方に注意が必要です。随時最新情報を確認してください。
2月上旬の寒波と比べると、上空の寒気の強さは同等かやや弱めとなる見通しですが、影響期間は前回と同じくらい長くなる予想です。交通機関や物流への影響が懸念されます。
次の週末は2月23日(日)天皇誕生日と、24日(月)振替休日を含む三連休となります。現時点での予測では、22日(土)〜24日(月)の連休期間にも冬型の気圧配置が強まる可能性が高まっていて、日本海側を中心に雪が強まる可能性があります。
旅行や冬のレジャーなどで長距離移動を予定されている方は、気象情報や交通情報をよくご確認のうえ、無理のない計画を立てるようにしてください。場合によっては予定の変更もご検討ください。
この週末は少し春の気配が感じられる気温となりましたが、今週は再び広範囲で真冬の寒さが予想されています。例年であれば2月後半は急速に平均気温が上がっていきますが、今年は出遅れとなりそうです。
西日本や東日本でも最高気温が10℃に届かない日が続き、次に気温が上がり始めるのは三連休明けとなりそうです。体調を崩さないようお気を付けください。