2025/02/10 15:00 ウェザーニュース
12日(水)から13日(木)にかけて低気圧が日本海から北日本付近を東進し、日本列島を前線が通過します。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、東北〜九州の各地では雨となり風も強まる予想です。北海道では雪になるとみています。本州の積雪のある地域では急速に融雪が進みます。屋根からの落雪に加えて、除雪が進んでいない場合は排水が滞るため道路冠水にも注意してください。
関東は地形と風向きの影響で他の地域に比べると雨が降りづらい予想ですが、強まる南風に注意が必要です。
前線が通過した後は一時的に西高東低の冬型の気圧配置となり、上空には寒気が流れ込みます。北日本や北陸を中心に雪が降り、強風にも注意が必要です。ただ、この寒気は先週ほど強くはないため、東日本や西日本への影響は少ないとみています。
16日(日)になると、次の低気圧・前線が本州の南海上を進む予想で、日本海側や東日本・西日本太平洋側を中心に天気の崩れる所がある見込みです。
この先は、は概ね平年並みの気温となる日が多くなる予想です。まだまだ寒い時期ですが、先週と比べれば幾分寒さが和らぎます。
東日本や西日本ではそろそろスギ花粉の飛散し始める時期になってきました。既に九州北部や関東、東海の一部では花粉の飛散が始まっています。気温が上昇すると花粉が飛びやすくなるため、花粉症の方はご注意ください。